さて、教採が迫ってきました。
今週末ということで、体調面も考慮しなければいけない。
ホテルで前泊したり、朝起きることを考えて、少しずつ今の生活リズムを試験日の生活リズムに整えていく作業がいるなぁと思い。
最近は、朝早めに起きて、そのまま大学で勉強することが増えました。
今日はゼミもあったので、大学へ。
自分にとっては、教育実習期間中はゼミに出れなかったこともあり、4月ぶりのゼミ。
質問は、実習中に『学び合い』をやっていて出てきた疑問。
四則演算にて、式をかけていない生徒がいたこと、そのまま正解してしまっていることや、逆に式をかけていなくて計算ミスをしている生徒がいたことを質問しました。
「式っている?」
あぁ、と思いました。ぶっ飛んだ回答なんですが、そういうことに対してではなく。
自分が、「式がいる必要性」について、考えることができていなかったこと。
そこがまず大きな反省点でした。
式が必要である、ということは、なんとなくの感覚でした。自分が数学の学習をするときは、式は大切だと持っていたけれど、なぜ大切で、なぜ書くのか。そこまで落とし込めていない。
そして、それを授業中に見とっていたのであれば、語りなり、できている子のノートを交流するなりやれることがたくさんあったことに反省。
もっと言えば。
先生の著書、『学び合い』の課題づくりについての本に書いてあったことをしっかり失念している。
なぜその課題をやらせるのか、どういう意図で行うのか。
それが、テストにつながっているのか。
今回は、「四則の混じった計算ができる」が目標になっていました。
であれば、式を書かなくても正解できる人にとっては、書く必要がない。
だから、目標を段階的に、「式を絶対に書く」という言葉を入れたり、
「式が書けている人と共有する」といったことができた。
実際にやってみて、反省するから学びが増えてできるようになってくるけれど。
本に書いてある。ということを。まだまだ実践できていない自分がいる。
自分の実践と、本を別物として捉えているわけではないとは思うが。
本当は、自分で気付かなくてはいけないところだったなぁと、反省しています。