今朝は朝からゼミ室へ行き、教採の勉強を。
あと一週間を切った、ということに対して、その時間の重みがより一層感じられるようになりました。
大学入試共通テストの時の、冬休みも同じ感覚でした。
1日1日、無駄にできない時間が過ぎていきます。
ゼミ室で勉強している中で、考えたこと。自分の高校の時のことを考えました。
そもそも、自分は誰かと勉強したり、賑やかな空間で勉強するのが苦手でした。
特に、初めて見る問題、初めて暗記する問題に直面する際には、必ず静かな空間で、一人で対面するということをルーティンとしてやっていたと思います。
それは、雑音がなく、その問題に対して集中することで、その問題に対しての自分の感情や最初に文を読んだ時の感覚、発想など、様々な事象をとらえて記憶に残りやすくするためだったように思います。
そしてもう一つ。じぶんが「わからない」を曝け出せなかったのだと思います。
自分ができない姿を、わからない姿を人に見せたくないと思っていたのだと思います。
だから、悩むのも、考えるのも、一人で。
そして、ある程度頭に入って、ちゃんと説明できる状態、むしろ、人と学習することで、教えたりしながらより記憶に残るぞ!ってなった時に、やっとみんなと同じ空間で勉強したり、残ってワイワイ勉強したような気がします。
もちろん、自分一人で考え、時間をかけて悩んだ分、理解は深くなって、記憶にも残りやすい。
でも、解決までの時間や、人から教えてもらうことだって、きっと記憶に残る。
『学び合い』の授業を見ていて。
「わからない!教えて!」という声が飛び交う。
自分は、きっと、決して言えなかった言葉。
先生に対してだけ、言えた言葉。
だから、『学び合い』の授業をしている時。
本当に、素敵な子供達、集団だなって、心の底からいつも感じるんです。
今のゼミ集団は?
言えるから、心地いい。
その空間でも、勉強しようと思える。
素敵な集団ですよ。