先日、ちょうど長岡市民立小中一貫校じゆうがっこうへ見学に行ったその日の夜に。
初めての、『純喫茶』に参加させていただきました。
<引用>
上越教育大学の西川純先生のオンラインゼミ生と元オンラインゼミ生同士で語り合う『純』喫茶。
新刊「『学び合い』でできる!今日からはじめる自由進度学習」の発売に先立ち、「じゆう進度学習」をテーマに語り合っていく。
オンラインゼミ関係以外の方でも!!
ということだったので、参加させていただきました!
実は、以前から純喫茶にとても興味があって。一応オンラインゼミ生ではない人も、となっているのですが、どうしようかなぁ、という感じでいたのですが。
今回、ゼミの師の新刊が出ましたね。
私も買いました。まだ読めてないですが、いい機会だ!と思って飛び込んでみる。
というよりも、こういう機会にとりあえず飛び込んでみたくなるのが今のメンタル。
卒論は大丈夫なのか。。。
ということで初参加。
実は、いろんな会で見たことがある方、お話しさせていただいたことがある方がほとんどだったり。
どの方も、実践者として大先輩なので、聞いてみたいことがたくさんありました。
話題もちょうど自由進度学習について、だったので。
私自身も、授業レベルの『学び合い』の振り返りのためにも、新しい知識のためにも、参加してみたわけですが。
すごく濃かった、1時間でしたがもう楽しかったです、本当に!
また参加したーい!
ということで、振り返りをしていきますね!
<ブレイクアウトルーム1>
最初のブレイクアウトルームでは、自己紹介も含めてお話し。
それぞれの方の実践の話などを聞くことができました。
中には、問答実践を取り入れられている方もいて、すごいなと。
私も教員になってから、問答の時間を取り入れたいなと思っているのもあり。
今後見学に行ったりするのも、問答の実践に取り組まれている方の授業や子どもの様子を見てみたいなと思ったりしています。
学校内の雰囲気は、やっぱり自分の実践への自信に少し影響を与えるのか。
『学び合い』は、一人でやるもよし、みんなでやるもよし。
だから、クラスの実態が表面化する、とも言える。
そうすると、一人でいることがよくない、仲間外れになっている!という視点だけで捉えてしまうと、うまく回らない。
大事なのは、自己選択ができているのかどうか。そうせざるおえないからそうなっていないか、というところかなと思いました。
自己選択、自己決定。それを、教員は肯定する。(本当にいけないときは、しっかりと枠組みの確認をしますが)
校長先生が『学び合い』に協力的だと、すごく助かりますね、、、
『学び合い』実践をされている方の中には、というか多いのは、今までの自分の実践で、限界を感じてしまったり、どこかで躓いてしまった、という話を聞くことがあります。
だから、本を読んでいく中で、『学び合い』に出会った、というふうに。
結局、自分が当事者になって、大変さや子供達の、本当に誰一人も見捨てない状態ってどうすればいいんだろうかって考えたときにしか、理解って難しいのかなぁ。とか。
私たちゼミ生は、んー、そういうことに出会う前に『学び合い』にであって。
その視点で見ると、自分の一斉指導とかで、楽しくなさそうだったりわからない子達が見えるようになってしまって、『学び合い』学ばなきゃ、ってなることもあって。
出会い方は、色々。考え方もいろいろなんだなと改めて実感。
自分が実践していくときも、これも自己選択、自己決定の考え方で。
それしかできないからする、ではなくて。
そうしたい、それに価値がある、だからやる!といって実践できるようにしたいな。
「教える」と「育成する」の違いは、何か。
以前師と話していたときに聞いた話。
「『学び合い』で先生が教えず、子供達全員がわかって楽しい状態と、『学び合い』ではなく先生が教えて、わからない子がいる状態、どちらが良いですか?」
という話で
「先生が教えて、、、」というふうな会話が昔あった、ということを聞きました。
衝撃が大きかった。
何が、大事なんでしょうか。
「教員が教える」ということでしょうか。
子供達がわかるなら、多様な選択肢を用意するべきではないでしょうか。
結局、通信教材の発展で、わかりやすい授業、ためになる授業というのは、結構豊富にインターネットにあふれている時代。
私も来年から教員になりますが、悲しいかな私が一年目に授業するよりもわかりやすい解説はあったりする。向こうはベテラン。
じゃあ、教員の役割って何か、ってところを改めて考える必要があると思います。
「教える」が、教師の全てじゃない。と私は思います。
最近の私のそれに対する一つの答えが、幸せのモデルの一つとして、語り、伝えていくこと。
今のゼミで師がやっているようなことですね。
それは、一斉指導でも『学び合い』でもそうだと思います。
大事にしたいことです。
<自由進度の時、他クラスとテストの時ってどうしてる?>
学校内の立場でも、「そういう授業する人だ」と認識されていたり。
「適切に聞いて、流す」ということもあったり。
人によって、いろいろなようで。
意外と他クラスとの進み具合を気にしなかったりもする。
中学以上は、合同でテスト作ったりもあるのでそうはいかないかもですが。
そういうバランスをとりながら、やっていく。
結局、多分そこで求められるのが、「結果を出す」ということ。
結果が出てるから。
<ブレイクアウトルーム2>
新しいブレイクアウトルームでは、学級や授業での選択、クラス分けについての話もありました。
あまりクラス分けや授業内でのレベル分けについて話を聞いたことがなかったので面白かった。
これもまた、学校や地域によって変わってくることなのかなと思ったり。
いろんな地域の取り組みをもっとみてみたいなと思います。
でも、授業のレベルや説明方法、授業方法、担任。
そういうものが選べたら、やっぱり面白いよなって思います。
別に、それで担任を差別化するわけではなくて。
多様な方法を、学校内でも子供達に提供できるようになってほしい。
自由進度学習✖️『学び合い』
子供達の言葉で話し合って言語化できる、そういう時間が担保されてほしい。
以前の授業見学や会でも出ていた話。
子供達の学習における共通言語を増やしていくこと。
その時間をしっかりと取って、行っていくことが大切。
逆にそれが保証されていなければ、これはただの放任学習。
できない子、わからない状態がずーと続く辛い時間になってしまう。
この共通言語、という話題には、子どもたち同士でなく先生同士も当てはまる。
先生方がどのようにつながっていくか。会話し、コミュニケーションを取っていくか。
合同『学び合い』なんかは、先生同士で話すことができる。
それも、子供達のことを話題にして、コミュニケーションが取れる。
きつかったら、相手の先生に任せられる。
学校内で取り組む『学び合い』も、みてみたい。
みんなでやったら、どうなるか。
また、子供達の動きだけでなく。
先生方の関わり合い、先生方がどう推し進めているのか、どこに価値を置いているのか。
そういう教員視点でも、みてみたいなと改めて感じました。
今回は参加させていただき、ありがとうございました!
そもそも、まだ実践すらできていないのにも関わらず、温かく会話に混ぜていただいて。
とても居心地の良い空間でした。また参加させていただきます。
来年以降のオンラインゼミ。
本格的に考えなければなりませんね。