中等実習でも、『学び合い』をさせていただきました。
初等の時と違って、振り返りを書いてもらったり、確認テストなどを盛り込んだものに。
教育実習担当の先生は、教科教育を軸とする先生であり、どちらかというと教科の面白さについて子どもたちに伝えたいと考えていらっしゃる方でした。
故に、軸が違う。
こどもたちを、教科の時間を使って繋げていく、学級経営の視点で授業を行う自分。
教科の時間を、教科の面白さについて深掘りしていく先生。
正直、『』をやらせていただく旨を伝える時、体が震えました。
けれど、できて良かった。
先生とは、その時を境に、とても会話ができるようになったと思っています。
先生の今までの経験のお話。
自分が大学で学んでいること。
お互いの教育についての軸。
どうしていくべきなのか。
本当に、そういった話をしていく中で、学ぶことが多かった。
だから、授業している時ばかりでなく、授業後の打ち合わせの時間からも、とても学びがあり、とても楽しい時間でした。
こういった話ができるのは、ゼミにいらっしゃる、(いらっしゃった)現職の教員の方々とお話しする機会をたくさんいただけたからだなぁと感じ、とても感謝しました。
実際、『』をいろんなクラスでやらせていただいて。
初等と違ったところは、やはり語りにおいての『』をやる意義の認識、伝達のスピードが速かったことでしょう。
すぐに動き出したり、集団になって教え合って。
そう言う姿がとても多くみられたのが印象的でした。
逆に、難しいと感じたところ。
今回は、数学の四則演算のところを『学び合い』で行ったのですが。
四則演算は、小学校の学習内容が当たり前にできた上で、正負の数の計算がしっかりできるようになってなければ厳しい。
学級内では、やはり既に数学を諦めた雰囲気を持つ子どももいて。
そういう子供達を含め、全員達成が難しい。
でも、子供達は最後まで諦めなかった。
逆に良くなかったと思ったところとして。
後ろで参観されていた先生方が、間に入って教えてしまったことかなとも。
先生が入っている時に、ずっとそのグループに教えにいきたがっていた子がいたけれども。
そうできなくさせていたというところも見られた。
んー、難しい。
確認テストというのも、やってみたが。
やはり、理解している子は、マグネットで貼られている人数より圧倒的に少ない。
どう見取り、どう計画を立てて、どこをワークシートで学習するか。
そういったところが、教材研究として必要になるように感じた。
『』をやってみた感想はまだまだあるけれど、今日はここまで。
とりあえず、小学校、中学校という別の校種でできたこと自体が、すごく経験になってくると思っています。
本当に、先生や生徒たちに感謝です。