今日もいわし、はぐれてます。

海のように広い心で。

なんでも屋さんのお手伝い

今日は午前からお仕事のお手伝いを!

というのは、以前から関わりがあった方の事業の一環で、なんでも屋をやられていて。

前回の直江津の会でお話しして、仕事のお手伝いをさせていただくことに。

 

今回のお仕事は、一人暮らしのお年寄りのお家の敷地整理。

といっても、伸び切った大量の草木を切り倒して、運ぶ運ぶ。

 

そういったお仕事もされている業者の方数名と、自分のようにお手伝いで入ったもう一人の方(こちらの方も以前の直江津の会で知り合いましたが)と仕事。

 

あまり地域や町内の草取りだったりそういった活動に行くことがなかったこともあり、やったことがない仕事ばかり。

 

炎天下の空の下、せっせと草木を運ぶ。

 

もうね、でっかいバッタとかスズメバチとか色々いて、内心ぎゃーって感じでしたけれど。

それでも、人と協力してする仕事は楽しい。

 

アクティブに活動している時ほど、無数の疑問や学びがある。

この気はなんだ?とか、この虫は、とか。

 

虫の大きさも今まで見たことがない大きさだったり、知らない花だったり。

 

結局、じっとしていたって何も興味も起こらないけれど。

強制的に何かと関われば、学びも疑問もたくさん生まれる。

 

 

トゲトゲの、多分バラかな?に軍手を貫通されながら、午前いっぱい仕事を。

 

休憩中は、一緒にお手伝いしていた人や、業者の方と一緒にとっていたのですが。

 

業者の方は、もうベテランの職人の方ばかり。

仕事も早い。

 

正直、最初は勝手に怖い、という印象がありました。

仕事に対して真剣だからこそ、失敗したり、うまくいかなかったら何か言われるかなぁ、っていう気持ちもあり。

 

 

でも、皆さんがとっても気さくな方で、話も面白い。それですごく優しい!

自分たちの仕事で面白かったお話をしながらも、若い自分たちの話も聞いてくださって。

 

「教員になりたいんです!」と言えば、昔の学校の雰囲気を、思い出を話してくれて。

どこか、自分の親の話を聞いているような感覚と、新しい新鮮さがあって。

 

多分、そのまま先生になって、ずっとそのままいたら関わらなかったような職業の方々。

あたらしい世界、知らないこと。たくさんあるなぁって思いました。

 

一緒に手伝っていた方は、新しい職にここで出会ったようで。

これからどうなっていくのかわかりませんが、一緒に働いたりすることになるのかなぁ、なんて未来を考えて微笑ましかった。

 

 

人との繋がりが、新しいつながりを生む。

以前の会で生まれた繋がりが、新しいつながりを運んできてくれました。

 

ゼミの先生が言うような、自分の親族、もと職場の人以外の繋がりから仕事につながる。

そういった可能性を、今日は見ることができました。

 

 

さて、休憩中に話していたことで大きな学びが。

その方々の業務のお話を聞く中で、話題に出たのが

「高齢化」「空き家」「お金」「地震

 

実際に業者として呼ばれていくからこその体験談。

この町でも、実際に高齢化が進み、若者がいなくなった家で、荒れていく庭を見るしかできない状態もある。

 

特に、高齢者の一人暮らしにおいて、大きな敷地というのは負担でもあり、管理が非常に大変であること。

 

その方が亡くなったり、移住したあと。

誰もすまなくなった空き家が多くなっている。

買い取ってリフォームするには少しボロボロで。

でも新しい家を建てるのもお金がかかる。

 

最近では、「空き家」を用いた事業も増えてきたけれど。

実際に身の回りでのことと捉えることができるようになった。

 

空き家を利用した事業もそうだし、今回の仕事のような、何か独り身高齢者向けのサービスの充実も必要だなと感じる。

 

そういった悩みだったりが大きく共有されて(地域の掲示板とかあればいいのに、あるのかな?)、それを解決するために新しい事業が生まれて。

 

それが、地元に帰ってくる若者たちの職の一つになればなと思ったり。

 

新しい仕事の可能性や、つながり、そして感謝してもらった時の嬉しさ。

 

色々学ぶことがありました〜。

 

午後はヘトヘトになりながら塾でした。

 

とりあえず、虫はオトモダチ。