今朝、卒論研究のために動画を見ようとしていました。
正直、昨晩から不安に思っていたこと。
これ、カテゴリ分けができない。。。
正確に言えば、定義がはっきりしていないから、明確にこれはこっち!と判断できない。
そうすると、自分が最終的に何の研究をしたいのかというところもぶれてくる。
莫大なデータの山家でがあり。その先が見えない。
正直、とても不安で。
あまりしたことがなかったのですが、直接師の研究室に行くことに決め、行動。
ゼミ室では、先輩がいて、話を聞いてもらいました。
いろんな解決方法を出してくれて、それだけでも心が安心するのを感じました。
そのまま、先生のところへ。
いつもゼミをやっている部屋へ移動、いつものゼミの定位置にそれぞれ座る。
けれど、珍しく一対一。
12年前の動画では、ゼミ生と先生が一対一で研究の話をしているものが多く残っています。
おそらく、それを見て私も思ったことがあったのでしょう。
正直に話して、いろんな今の悩み、先が見えないこと、どうするべきか、たくさん聞いてもらいました。
一つ一つ、丁寧に答えていただき、改めて自分の指針、現在地がわかり。
これに決めた!となるかわからないですが、自分はやっぱり。
研究室の変容から、ゼミ集団の形成、文化の継承に興味があって。
それに、今日話しているうちに気づいたこと。
研究の、その先のテーマ。
先生の問答ゼミ。その動画。
その内容が、明らかに変化し始めるタイミングが存在していること。
それが、3、4年前。
そのタイミングが、ちょうどゼミの師がアクティブラーニングの本を書き始めたタイミングだそうで。その情報を仕入れる中で、学校の中だけではダメだ、ということに気づいたそうで。
そこから、『学び合い』の内容が書かれていない本を執筆するようになり、それが先生自身の知見の広がりにつながり、さらにそれがゼミ生の思考、質問に影響を及ぼしているのではないか、と。
つまり、これは集団に対して、教員が与える影響であり、それは表面化していないもの、行動や知識、興味、そういった教員が抱える背景によって集団も変化している、というふうに言えるのではないか。
そんなことを、明らかにしたい研究だなって。
その後、その3、4年前に何があったのか、ゼミのOBOGの方と先輩が連絡を取ってくださり、新しい繋がりが生まれました。
本当に、色々な人に恵まれていると実感し、またゼミ集団の繋がりの凄さ、ありがたさを感じました。
きっと、また悩むことがあるけれど、何とか乗り越えて、自分の集大成としてしっかりと研究しきりたい。