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今日の学活の時間は、今までで一番丁寧に、ずっしり話した1時間でした。
「これからの話をしよう」ということで、話をしました。
1、2学期と自分の価値観をぶつけ続けてきたクラスです。
今なら、全て話しても通用するでしょう。
今の課題と、これまでの経緯と、そしてこれからどうなって欲しいのかを語りました。
まず、学級を持ったときに感じた大きなこと。
学習面の話をし続けてきたけれども、本質は『自己肯定感の低さ』であること。
「その場で、自分のいいところを3つ手を上げていってください」
と言いました。
ほとんどの児童が、手を挙げない。
これは、自分の良いところを見つけられていなかったり、言ってもいいのか、周りはそれをよしとしてくれるか、という肯定してくれるかどうかの不安感というものを感じているからです。
そこからつながる無力感から、学習に対して厳しかったり、攻撃的な言葉を使ったり、人に触れたくなる欲求が出たり。
そういう自己肯定感の低さを感じる行動が非常に多く見られていました。
学力面が向上し始めてた今、根本解決を目指す必要が出てきました。
私の授業では、基本一斉指導も『学び合い』でも、「君たちはできる!」という声がけしかしません。
だから、今では子供たちは、これもできる!わかる!とポジティブな言葉が出るようになりました。
でも、結局これは、教員によって一時的に肯定感が上げられている状態に過ぎません。
だからこそ、彼らには集団内で自己肯定感をあげ合うようになってほしい。
とにかく目指すべき最終地点は、『集団自治』
自分たちで考え、行動できる集団にしていくことです。
そして、どうやってやっていくかについても語りました。
①リーダーの育成
これらは集団の能力を向上する点でも、非常に大切です。
リーダーになり得る素質を備えている児童は多くいます。ですが、そこでなりきれるかどうかが大事。
そう言った場面を次々に設定していきたい。
②距離感
法律を根拠に、社会ではどうなのかを捉えました。
当然叩いたりをノリでやるのも、アウトであること。仲が良くても、距離感があること等が大切であることを語りました。
無法地帯にならず、規律正しい距離感を醸成することが必要だと。
③教員に左右されないこと。
『私がいるから』できていることに、あまり大きな意味はない。
集団内で価値を感じ、動くようになってこそだと思います。
ただ、価値づけはしてきました。
どういう価値観でいるべきかは、ずっと伝えてきました。
だからこそ問いかける。
「いつもは私が〇〇したほうがいいんじゃない?と言っているけれど。それに従うのは確かに簡単。でも、これは思考していない。でも、よく考えたら、私がやってきたことは、一貫しているよね?つまり、君たちは考えれば次に何をしたらいいのか、わかるはず。」
師の言葉が思い出されました。
『私は、どうしてる?』です。
その一言で、子供達に思考が戻ってきます。
懐かしいな、と思いながら言葉を伝えました。
さて、学級でこれから伝え続けることはもう絞られています。
自分の価値観を伝えることや、行動の一貫性は伝わっています。
伝え続けるというよりも、問い続けていきます。
・1日で、自分たちが思考し、行動することがどれだけあったのか。
・互いを認め合う言動をどれだけできたのか
・互いにかける言葉や接触を、どれだけ意識できたか。
結局、彼らの肯定感を集団内であげ続けていくためには、『認め合い』が大切だと思っています。
故に、互いに褒める言葉や認める言動がどれだけ出てくるか。
これを話した後の行動は、今までの行動とは違いました。
今まで教員がやっていたことを、自分たちでできるのかもしれない、と考え行動する姿が。
時間設定をし、何時までに帰りの会をすれば良いのかを考える。自分たちでタイマーをセットし、自分たちで会を始める。
さて、面白くなってきた。
ここからこちらの作業は単純。
上記したことを問い続け、考えさせ続けること。
そして、私のやっていたことを、手渡始めること。
『私は、どうしている?どうしていた?』
さ、みんなで考えていきたい。