朝。二度寝をするときに大体夢を見ます。
普段は、入眠からアラームまで基本的に夢を見ることがないんですが、
二度寝をしたその30分に夢を見ることがあります。
それも、明らかに30分で収まり切らないような内容。
今回は、悪夢の類。
どこかの小学校。本当に架空のもの。
知らない、けどどこかでみたことのある気もする子供たち。
のびのび過ごしていて、
「あ、それはちょっと危ないんじゃない?という行動をとっていたり。」
その時の自分は、それに注意していなかった。
どういう思考だったのか、わからないけれど。
そんな子供の行動にも、学びがあるんじゃないか?とか、とんでもないことを考えていたのかも。
実際は注意しますが。
そんなことを過ごして、その後に、数人がクラスで遊んでいるのが見えました。
すごく、日のあたりが悪い部屋で、少し涼しい。
そこで。
実際に、本当に実習でお世話になった先生が登場しました。
そして怒られる。
実習で怒られたことなんて一度もない、本当に優しい先生でした。
だからびっくりで。
それがなんの内容についてだったのかは、覚えていません。
でも、夢なのにはっきり覚えていたのは。
自分にとっての当たり前、主観で見て判断していたものが。
人の価値観とぶつかってしまった。
そして、客観的に見れば、その先生の価値観の方が正しかったと言える、そんなこと。
所詮夢だけれど、そこから学ばなければいけないこともある。
今日のゼミでも、夢と同じことを感じました。
その環境に、入り浸り過ぎている。
それは、決して悪いことではないし、良い集団の中にいれば自分はより成長できる。
けれど、客観的に自分を、集団を見ることが必要だと。
自分の良いと思ったこと、習慣。
今まで当たり前だと思ってきたこと。
それが、当たり前じゃない世界があること。
当たり前じゃない人がいること。その人にも考えがあること。
この世界を生きているのは、自分だけじゃない。自分の知っている人だけでもない。
もっと広く、客観的に見ることが必要だなと感じます。
不思議な夢でした。
午後は、ゼミのあとはそのままゼミ室。
先輩方が、どうやら領域の発表会&研究室紹介があるようで。
面白そうだったので見学に行かせていただきました。
自分の研究室以外の発表、研究内容を聞かせていただいて。
ここでも、主観にとらわれていることに気付かされます。
自分の研究室の当たり前、自分の研究室の研究。
そこばかりに焦点が行きがちだけれど。
他の研究室の方々の研究もとても面白かった。
今までに見たことがない機材を用いた授業研修だったり。
見取りの視点や、ICTの活用があったり。
特別支援関係の研究もとても面白かった。
それぞれ、研究に対する熱意があって。
その熱意のどれもが、「子供たちのために」だったり、「先生方のために」だったり。
その思いの熱さが、適切な方法が。
その集団に影響していく結果が現れている。
先輩方、先生方の発表の仕方もとても参考になりました。
話の持って行き方、ペース、順番。
資料の提示方法。
視野を広げて、いろんなところを見て回ることで気づけること。
面白いな、自分に取り入れられそうなことはなんだろう。
そうやって考えていくと。
研究には、熱意がいるし、その熱意は、発表の姿に現れる。
また一つ、学びました。
自分の研究は。誰のためか。熱意は込められているか。
よく考えなければいけないなって。
それに。
自分の研究室は大好きだし、メンバーも、居心地も、すごく素敵。
でもそれだけじゃなくて。
それ以外の人たちにも、そういう居場所があって、そこでの関係があって。
そういうの、全部素敵だなって。思います。
自分の学びのためにも。
もっと広く、大きな視野で、自分も、周りのことも見たい。
ぶれない心は持ったままで、もっと周りを見て、知って。
自分に取り入れられるものは何かな?
何かしてあげられることはあるかな?
誰のためになっているかな。
考えて、生きたい。
あと、ゼミで言われたことが、しみています。
「価値づけ」
勉強のする意味は?
生きる意味は?
考える意味は?
行動する意味は?
繋がる意味は?
それを、自分の中で、どんどん意味づけて、価値づけていければ。
胸を張って、子供たちに。
「先生は、こう思うかな。」
「先生は、こう思って生きてきたよ。」
「先生は、こう思っていきたいな」
って言えるかな、と思いました。