以前、大学に田中博司先生をお招きしての特別ゼミが開催されました。
私はそのゼミには所属していないものの、一緒に混ざってお話を聞かせていただきました。
話しの中では、やはり教員の職員室での雰囲気や、教員間の関係についてのお話しが多かったです。
これから教員になっていく自分たちにとって、子どもとの関係と同じくらい先生同士の関係も大切になってきます。
お話やレクリエーションを通して、どのような話の仕方が良いのか、ティーチング的対話やカウンセリング的対話、コーチング的対話などを実際にやってみてどうか確かめてみるなんて言うのもやったりしました。
改めてそのゼミに参加してみて、教員間のつながりが円滑であるほど、教員のモチベーションが上がったり、不安なことなどに対応できるように感じます。
こういった、職員室での会話などが良くなるといいなと思っています。
結局、教員が本当に離職するのは、子どもに何か言われたからでもなく、学級崩壊したからでもなく。職員室で居場所がなくなった時なのだなと。
まずは初任者として、先生方との人間関係を構築していくこと。
そして年齢が上がれば、若手ともしっかりと関係性を築きながら、居心地のよい職員室にしていきたいと思います。
いつもゼミでは、縦の関係が重視されがちで、それらのアドバイスは多くあります。
実際、ゼミ自体が異年齢交流の場になっている。
田中先生の話は、横のつながりの視点を新しくくださったように思っています。
最終的には、自分を中心に球体上に広がっていくような。そうやって関係性を築くことができるようにしていきたい。