いよいよ、本実習に向けて指導案の作成に取り掛かり始めました。
まずは、細案からということで、私は算数の細案について書き始めることに。
ちなみに、細案というのは、教員が授業を進めていく際、児童の様子や今までの学習を鑑みて、これから行う単元の内容をどのように進めていくのかという計画づくりということです。
細案を作っていて感じたことがありました。
よく、ゼミの師はこういいます。
『学び合いにおいては、本来大変な授業構想や板書計画も必要がない。しかし、学び合いをやっている人ほど熱心に教材研究を行いたくなるものである』と。
私の細案の中にも、『学び合い』を行う授業がいくつか入っています。
また、それにつなげるためにもどのように授業を構想したらよいか、どのような課題が児童たちを活発化させ、学びを深めることができるのか。
そんなことを考えていたら、あっという間に時間が過ぎていました。
しかし、苦しい時間ではありませんでした。
こういう発問をしたらあの子たちはきったこう授業を展開していくだろうなという予感と、それすらも打ち壊してこちらが予測できないようなことを見せてくれるかもしれないというわくわく感がずっとありました。
指導案作成は、苦しく、大変という人もいます。
慣れれば違うのかもしれません。
ですが、もっと大きく違いがあるように感じます。
子どもの成長をイメージできるか。その授業を通しての子どもたちの学びと、その後の将来での幸せをどう保証できるか。
そう考えれば、自ずと指導要領にも、教員用教科書にも、様々な人の指導案にも手が伸びていきます。
必要ないことはやりたくない。
けれど、それが必要だと感じるから、大切だと感じるから意欲にかわって、
それが自分の身体を動かすイメージ。
その時間は、苦などではなく、楽しく、わくわくであふれていて、それもすべて子どもたちの幸せにつながっていくなら本当に嬉しいなと感じていて。
残りの指導案も、意欲が湧いてきますね。