本日で、観察実習5日目が終了しました。これで観察実習はおしまいです。
本当に恵まれていたなと実感します。良き学校、良き教員、良き児童に囲まれ、最高の観察実習を終えることができました。
私が観察実習を通して注目してみていたのは、「変化」と「関係性」という点でした。
変化とは、人間関係や先生の雰囲気、子どもたちの学びの様子です。
子どもたちは一日、一分、一秒という単位で変化し続けていました。常に学び、進化しています。その場に適応する力も大きいと感じます。
また、働きアリの法則、262の法則、イノベーター理論などで言われる上位層(働きアリやイノベーター、アーリーアダプターと呼ばれる部分)はやはり教員の話をよく聞いてます。それは直接的に先生の方を向いて話を聞いていなくても、場によって適切な行動を選択し、動いている児童たちを見つけることができました。
同じく、マジョリティである子どもたちは、常にクラスや隣の児童を見渡し、今何をしているのか判断していました。
面白いのは、先生の指示が通っているように見えるものでも、実は大多数が早期に行動し始めた人を真似して行動しているという点です。
授業中では、今何をしたらいいのか分からない場合に周りを見て、すでに動き出している人や、クラス内で頼れる人間を探します。その行動を見て今するべき適切な行動を探し取ります。
よって、教員の役割は、イノベーター、働きアリの部類(教員の目標設定を適切に理解、理論として落とし込んで行動できる人たち)に対して、適切に語ればよいのだと感じました。これが集団作り、学級経営において必要になると感じました。
このように、イノベーターに伝わったものが伝播していく様子は、変化を観察しに来た私にとって本当に面白い光景、今後おそらく学級経営を考える上で大切なことであると感じました。
まだまだ書き足りないことはありますが、さすがに疲れてしまったのでまた明日。
明日は子どもたちの運動会です。練習を頑張っている姿も何度も見ました。
大きな変化が生まれるときでもあります。
本当に楽しみです。
改めて、恵まれた環境に感謝を。