教育実習のうち、一週間の観察実習が昨日終了しました。
その学校が、本日運動会でした。
ということで、教育実習というわけではなく、一ボランティアとして運動会の支援をさせていただきました。
やはり目を引いたのは子どもたちの姿でした。
頑張る子供たちはどの子も輝いて見える。。。
我が子(自分の子供などおりませんが)のような気持で眺めていました。
運動会は、私が実習で担当させていただいている学年の子たちの徒競走から始まりました。
運動が苦手と言っていたあの子が必死に走り切ったり、
運動会に向けて一位を取るために頑張ると言っていた子が僅差で一位をしっかり獲得したり。。
たった一週間といっても、子どもたちと過ごした時間はとても濃いものです。その子たちが頑張る姿にウルっと来るものがありました。
一か月の本実習は本当にまずいかもしれないですね。。。
さて、あまり関わることのなかった他学年とも関わったり、頑張る姿を見ることができたのが今日の良かったところでもあります。特に六年生は最後の運動会ということで、応援からリレーまで本当に気合が入っていました。こちらでももちろん感動。
子どもたちの変化、成長、今まで見えなかった面を見ることができるのが行事であり、
その場面に立ち会わせていただけたことに本当に感謝ですね。
さて、本日ためになったこととして、児童にあまり関係ないところでもありました。
それが今まで見えていなかった教員の方や地域の方の苦労です。
私は運が良く、生徒が帰った後の運動会のお片づけを手伝わせていただくことができました。
正直、テントをたたむ作業や、物をもとあった場所に返す作業など、小さかった私たちには知る由もないこと。。。
本当に苦労されていたことを実感しました。荷物は重たいし、グラウンドは暑いし大変です。
しかし、そこに教員の方々の絆や地域の方、保護者の方々との関係性が垣間見えた気がしました。
大きな行事というのは、教員の方々にとっても仲を深める良いタイミング。
大変な作業の中に、笑顔がちらほら見えました。
そんな中に、自分も混ぜていただき、学校のことや他愛もない話など、本当に学ばせていただきました。テントの設営やたたみ方などは本当に経験がなかったため、今後絶対に必要になる知識を学べたという点で本当に良かったと思っています。
また、感動した姿として、校長先生と教頭先生が誰よりも動いていたという点です。
だからこそ、教員たちはついていく、一丸となって学校を作っていくことができ、また地域や保護者の方からの信頼にもつながっているのだと感じました。
私が将来管理職になるか、、、というのはまだわかりません。
しかし、管理職だろうと、新人だろうと、自分ができることを積極的に見付け、行動し、更には人を助ける、配慮するということができるように。それが当たり前になるようにしたいと思いました。
新たな学びとして、
仕事もチャンスも運も、待っているような受け身の姿勢では適度なものしか来ない。より学ぶ・チャンスをものにする・自身の限界値をあげるためには、自分から能動的に動くしかない。そこでしか学び取れないことが絶対にあるし、その姿はきっと誰かが見ていて、それが結果的に自身の徳にもつながっている。
ということを身をもって体験しました。
「現場で待っています。」
この言葉がどれほど嬉しいことか。
今学べることを学びつくし、子どもたち、地域の方々、そして教職員方みんなが幸せになるような学級、学校経営を目指して、日々努力です。