今日もイワシ、はぐれてます。

海のような広い心で。

頁10 自信

今日も『学び合い』。

本日は、mLを新しく学習する内容。正直、暗記だけの内容であり、どうしようか本当に悩んでいました。

一縷の望みをかけて、昨日実習後にゼミ室に助けを求めに行きました。

ゼミ室にいた方々がみんな真剣に聞いてくださり、どうしようか考えることができました。

「暗記の内容でも、それを活用していれば覚えたことになる」ということを学び、

今日は自作の問題で『学び合い』をしました。

本日で三日目。

 

毎日、大きな変化があります。

今日は、時間最後まで遊んでいる人が誰一人いませんでした。

今日は教えたらサインをもらい、三人以上でノルマ達成というめあてで行っていました。

誰もが3人で満足せず。クラスの三分の一にわたる人に説明した人もいました。

最後の時間まで求め続けることで、全員が何ができるか考えて動いていました。

本当に素晴らしい。

 

他にも、昨日最後までノルマが達成することができず、けれど友人に説明されてそれを受けて説明してくれた子どもがいました。

昨日は、その子を本当に褒めました。

さて、今日はどうしてるかな?

実際に授業中、そして撮影した動画で確認しました。

 

今回の内容は、難しい問題は相当難しかったです。例えば、未学習の「万」の単位。覚えることの複雑化。相当大変だったと思います。

けれど、その子は。上位二割に入るスピードで、一人で問題を解き終わり。

ニコニコしながら教室を駆け回って、分からない人に教えていました。

本当に泣きそうになります。

算数も苦手で、他の授業も退屈そうに聞いている子が、本当に楽しそうに学んでいる。

それだけで価値がある。

 

クラスの雰囲気も良くなってきていて。今まで話したことのない人、異なるグループ同士の交流も見られました。

 

もっとすごい変化は。私がいなくても、進んでいくということ。

『学び合い』を始めてから、授業中はずっと言葉掛けをしていました。

けれど、今日ある子に言われました。

「先生、うるさい!」

 

笑いました。別に、嫌な言い方をされたわけではないのです。

その子は、友達を教えることに集中していたため、私の声掛けは無用だと思ったようでした。

ビデオを見ても、ほとんど聞いていない(笑)

 

けれど、それって健全だなと。

教員がいなくても、みんながゴールに向かって進んでいける。助け合っていける。

3日目でこれかぁ。と。

 

明日は正直、椅子に座ってニコニコしていようと思っています。

おそらく、それで回ります。

もっと多くの子どもたちの姿が見れる。

 

「先生、今私たちでやってるから、別のことしてて!」

なんて言われたみたいで、ウキウキします。

私は、教員の職能が子どもたちの幸せを願い、そのための有機的集団を作ることであると考えています。

だから、その条件で、子どもたちが教員をその輪から外すということは、実は私の望んでいることだとも思うのです。

 

さぁ。毎日本当に楽しい。

余計な準備も、気構えも、身体的苦痛もいらない。

ただ信じぬき、語り、求める。

少しは適切なめあては何かな?なんて考えますが、ニコニコしながらご飯を食べている子どもたちを見ながら、給食を食べているときには思いつきます。

 

子どもが。いや、その集団が変わっていく。明確に。

注意しなくていい、今までの注意がほめることに変わる。

 

さて。明日もまた楽しく行きましょう!

 

 

追伸

昨日、ゼミ室で相談に乗ってくださった皆様。心から感謝しております。

また、今実習校に行き、共に『』を経験している学部生の皆さん。

ブログを見て、私もやるぞー!子どもたちを信じるぞー!ってなります。

そして実習校の先生方には本当に感謝しかありません。

実習生という身分でありながら、これほどの経験をさせていただけていることは本当にありがたいことです。実習で、単元フルで使って『』とかすごく実践力が付きます。

子どものリアルな変化も目の当たりにできます。

そしてその基盤を作ってくださった師にも。

多くの方に感謝を。