小学校や、中学校の時に。
テスト期間などで追い詰められている時に限って、
「なんで勉強なんてしなければいけないんだ?」と思うことがありました。
当然、先生になるなら大学へ。
大学へ行くなら大学受験。
大学受験を乗り越えるには高校。
高校に入るには中学の時に勉強。
そういっただいぶ先の目標のために、今頑張るんだ、と思ってやっていましたが。
やはり、すぐにその価値は目に見えてやってくるわけではない。
でも。
勉強は、一番の方法かはわかりませんが、間違いなく努力の仕方が理解できるものだと思っています。
どの教科に、どれくらいのバランスで力を入れるのか。
また、そこにかける時間はどれくらいか。
現状は何がわかっていて、何がわかっていないのか。
周囲は?平均は?
自分はどこになりたい?
そうやって、目標を決めて、計画をし、実行し、反省する。
そのやり方がとてもわかりやすい。
また、その成果も現れやすいのが勉強だと思うのです。
そうやって、自己分析をすることは。
例え勉強だけじゃなくても。
仕事に就いたって、普通に生きていたって。
どんな時にも使う思考が鍛えられていく。
だから、ただとにかく勉強、というよりも。
手段が勉強で、それを経て生きる知恵に、思考になっていくのが理想かなと思います。
最近、とにかく自立できるように、息抜きで自炊から始めているのですが。
今まで、家で一人でいる経験もあまりなく、料理の経験も少ない。
だから、いったん自分ができるようになりたい目標を決めて。
そのために必要な計画、道順を練って。
実行して。
そして、味や時間、効率、それらを総括して、美味しく食べながら振り返る。
そうやって、どんどん手順を簡略化して、自分の日常のルーティンに落とし込む。
やってることは、勉強と変わりないなぁと思います。
わからなければ、調べる、聞く。
反復して。脳で理解、感覚から理屈へ。
そうやって考えていくと、生きている上での色々なことが。
直接教科と関係していなくても。
小・中・高とやってきた勉強に対しての考え方、スタイル。
それと近似しているところもあるなぁって、感じました。