昨日のめまいも、半日以上かけて睡眠をとってやっと治り。
今朝は回っていない世界におはようございますをすることができました。
そして、以前から予定であった、直江津『学び合い』の会に参加させていただきました。
場所は、じくの家。
最初は、宅老所、デイリーサービスとしての場所だと思っていたのですが、それは以前の話のようで。
今は居場所の提供や、駄菓子屋など、イメージとしては人たちが集う昔懐かしの場所、という感じ。駄菓子屋って、最近はあまり見なくなってしまって。
私が小さい時に、ギリギリあって友達とお菓子買いに行ったり、その前が溜まり場になったりはしていました。
その「居場所」の提供、というところが、素敵。内装も、すごくくつろぎやすくって。
みんなでお話をする時間があったのですが、すごくゆったりできました。素敵な場所。
いつでも、誰でも!ということなので、また遊びに行きたいなと思います。
さて。メインの会では、色々な方々が集まって自分の「課題感」について紹介しながらお話ししていくという流れで進行。
本当に様々で、もちろん課題もバラバラ。
教育関係の話もあれば、自然だったり、居場所だったり、企業だったり。
自分の課題感って何だろうな、って思って、自己紹介まで少し考えていました。
そもそも、どうしてこういった会に参加するのか、ということを考えた時に。
一つは知識や経験が広がっていくイメージを、今までの会を通して感じたからです。
例えば教育については、どうしても教え方や教科の知識に目が向きがちになって、学校の内側に目が行きやすい。でも、こういった会やゼミを通して、教育とは、目的ではなく手段であるということを知り。また、手段であるなら目標があって。それが子供達の幸せや将来ということならば、その将来につながっている、学校外のことももっと知る必要があるんだろう、という視点に立ち返ったというのがあります。
あとは、繋がり。でも、こっちに関しては実はよくわかっていないところもあって。
いろんなことを知ったり、様々な人から新しい学びの場を提供していただけることもある。
それに、ゼミに入って。人と何かしたり、人と話すこと、相談することが大切だということに気づくことができました。それも踏まえて、こういった会に来られる方は、どんな繋がりを大切にしているのか、ということにも興味があったのです。
あと、上越のことについてもっと知りたいという気持ちだと思います。
参加してみて。
時間の都合上、あまり多くの人と関わることはできませんでしたが、話したり、話を聞く中で、新しい考え方が増えたなと感じます。
私が話していて、軸になったことはやはり子供達の将来のこと、学校の外に出た時の子供達のことでした。
進学先や就職先についてや、その上での地元離れが進んでおり、活気がなくなってきているという問題点もあること。
国際化が進む中で、どう子供達を育てていくか、といったところにも焦点が当たっていました。
やはり、教育は手段である、というのが腑に落ちたところでした。
まず教員にとってですが、教育どうこうの前に、そもそも教員という職業なわけで。
仕事とは、やはりお金を稼ぐ、自分や家族が幸せになるという目標のための手段なわけで。
そこの価値観がおかしくなって、のめり込んだり、必要以上に体を壊しながら行うことではないなと感じます。そうあるべきだとも思います。
そして子供達にとって、そのままの意味であると思います。
数学や英語を教える、ペーパーテストで点を取らせるというのが目的ではない。
英語も、生きる英語を習得するには、英語を話す方と接するのが一番。
それこそ、国際化した今の社会で最もやりやすい英語の習得方法であると思います。
自分の課題感については。
知識や経験はまた広がったように思います。特に、教育関係はない話、まちづくりなどの話など、最近は興味を持つようになってきましたが、そういう話が聞けるのも大きかったです。
繋がり、という点では、すごいなぁと思うことがたくさんありました。
悩みを持つ人、それを解決できる人、その解決できる人の悩みを解決できる人、みたいな連鎖反応が起こる可能性を感じたり。
あと、読書でもそうですが、自分が経験したことがないこと、知らないことを知っていく上で、一番理解できて、効率的なのは、話を聞いたり、読書することだと思っています。
自分の人生は、自分だけであって、他の人生を歩むことはできないし、時間は取り戻せないけど。他の人たちと話すことで、その人の人生や価値観、今の興味に触れることができる。それがそのまま、良ければ自分に反映されて、単純な学びになっていく。そういうところも繋がりの良いところだと思いました。
あと、座敷の方で、参加者の方々の子供さんがゲームなどを通して交流していて、素敵でした。こういうところで、親だけじゃなくて、子供達にも繋がりができているっていうのが本当に素敵。私は小さい時、引っ込み思案だったから、厳しかったかもなぁとか思ってみていたんですが、じくの家の方や、参加者の方が子供達を呼んで、みんなでゲームをされていて。
あー。こういうふうに声かけてもらえたら、混ざりやすいなぁ、なんて思って、良いなぁと思いました。
自分の視点を広げる、という点で。参加者の方からお話しされたことが印象に残っています。
私は、ずっとこの街に住み続けていて、きっとこれからも、なんて考えていました。
最近、少し県外はどうなんだろう?なんて目を向けるようになってきましたが、やはり軸足は地元に。
でも、まだ地盤が柔い。
もっと知るには、確かに外に行ってみなきゃ、わからないなって。
旅行の魅力とかあんまり考えていなかったんですけれど。
そういったその場の雰囲気、人々、会話、そういったものを単純に楽しめるというのもあり。
さらに、自分の地元に対する考えにも還元できる。
そういう点で。楽しさもあるし、学びもあるんだろうなって。
動ける学部生の今だからこそ、もっと足を動かしてみようかなと思いました。