追い込み、追い込み、追い込まれ。
やればやるほど、細部にまで目がいく。
そうすればそうするほど、疑問点が増えてきて、根底となる知識がゆるぎ始める。
勉強って難しいなって思います。
知らないことを蓄えていくだけの作業ではなくて。
知っていけば行くほど、今までの知識が新しくなっていく。
というか、改善しなければいけないなと思えてくる。
例えば。
簡単な例では、中学校で習う球の体積の公式や、錐体の体積の公式。
子供の時は、あれでいいと思って使っていたけれど。
数学Ⅲまでやることで、積分によって成り立っていることを知り。
結局、元あった「覚えていればいい」という知識が改められていく。
それは新しいことを知ることと同じくらい、面白く、楽しいと感じる時もあれば。
時間がない中でやっているうちに、むしゃくしゃしてくる時もある。
テスト期間なんてのもそう。
最初は簡単な練習問題で反復して。
その後に参考書を周回したりして。
そうしているうちに、今までなんとなくでやっていたものに、本当は仕組みやルールがあることに気づく。
それがもっと深掘りされていくと、さらに高次のルールに気づく。
そう言った感覚が、その内容を「理解した」ということに繋がるんだと思う。
けど、それをテスト期間ギリギリになって起きたんじゃたまったものじゃない。
それもっと早く知っておけば、とか。それを反省するから、もっと早くからやっておけばよかったという言葉が後になって出てくるのだろうなと思う。
テストまで残り二日。
過去問が少しあったのでやってみたけれど。
毎回、どうしても解けない問題が一問だけ出されているように感じる。
どうしたら本番でもそれが解けるのか。
どのレベル、高校数学のレベルか、大学数学のレベルか。
どこまで深めて、どこまでできるようになっていればいいのか。
後一日でどこまでできるか。