今、総合的な学習の時間の授業を考えています。
いろいろ考えてみるのですが。
提出して、共有して考える時に、よく言われるのが。
「うーん、これは、この学年には難しいかも」
といった反応。
まぁ、確かに難しいと思います。でも、一つは、不可能ではないということ。
子供達は本来すごい力を持っていて。それを活かすも殺すも、教員の授業次第、だと思います。教員が教える、教えないに関わらず。全て含めて。
そして、さらっと教員は、子供達の実力、限界値を決めてしまっているとも思うのです。
これは、無理だ。できないだろう。
そう考える時も。
私は、子供たちの力を信じたい。
そして、悩ましいこと。
考えた指導案などは、難しい、と言われますが。
それは、実際に私たちが同じ学年の時に行った総合のこと。
今でもよく覚えているものです。
クラスには、おそらくその活動の先が見えている子供たちが存在している。
自分はどのように動くのか。それによって、どのようなことが起こるのか。周りの子たちはどのような気持ちになって、どのように動くのか。
そういったこどもが「いる」ということを知っています。
そういった子供達がどう動くか、教師の腹を探り、教師がこっそり規定している限界値に近づけようとする。満足と言えるところまで。
だから。子供を信じること。
それが、無限まで信じきれれば。
子供たちの動きも、無理だと思っていたところを乗り越えてくるところまで行く。
それに。
たとえ難しくても。それに立ち向かって、友達と協力しながらやって行くことは。
簡単なことを、普通にやり切る活動よりも。
きっと楽しいし、記憶に残る。もっと人と繋がっていく。
そういう総合的な学習の時間を。