今日は、fURUSATTO UPSで行われた、「悩みながら前進!先輩起業家にいろいろ聞いてみる件!」という、フルサットアップスの交流会に参加させていただきました。
初めて行った場所だったのですが、内装もとてもきれいで。
コンテナを改良して作られたカフェで、上越市にも拠点を持たれる起業家の方々のお話を聞いてきました。
参加の理由は、正直最近モヤモヤしていたということもあったり、あまり活動的に慣れていない自分を自覚できていたというのもありました。
先月に長野県のフリースクール寺子屋TANQさんにお邪魔させていただいてから、自身の停滞を感じていたところもあって。
とにかくフットワークを軽く、、、。
教育外でもつながりを持ちたい!自分がキャリア教育について考えていくのに、教育という視点しかないのはう~ん、ということで、子どもたちのキャリアにもつながる可能性を感じて参加させていただきました。
内容として、起業に関してというよりも、進路・これからの人生、生き方を考えていく上での、起業家の方々の体験を聞きながら考えるといった感じ。
一人目の方。
やはりコロナ渦が企業、労働に与えた影響は大きく、社会・世の中の変化に合わせて、自分の力で生き残るという人生、責任を自分で選んでいくという生き方にシフトチェンジされ、起業されたと聞きました。起業された方がやはり良いというポイントが、自分で働く時間、量を決められるということ。稼げるというのも実際あります。また、一緒に働く人を選ぶこともできる。
そんな方が地方で起業するメリットとしておっしゃっていたのは、第一に決裁者が近いことや、競争が苛烈ではないということ。地方だと言っても、人は別にいないわけではないため、企業として成り立つとも。
大事だと感じたのは、自分の生き方は、誰かにデザインされたものになっていないか?ということを常に考え、「自分がなりたい自分」をイメージ、それに近づけていくこと。思考停止、何となく生きるという生き方は、別にそれが問題というわけではない。けれども、それは自分の生き方ではなく、誰かにデザインされた生き方ではないかという問い。
高校、大学と、今まで多くの選択、自身の人生デザインで動いてきました。
大学では、ゼミに入り。でも、最近、それで満足しているのではないか?と思う自分もいます。常に問いかけなくては!という気持ちになりました。
二人目の方は、人生、ライフステージというものを大切に考えられている方だったと思います。特に刺さったのは、「今の状況から変わるリスク」というのはよく考えられるけれども、「今の状況が変わらないことによるリスク」はあまり考えられないということでした。確かに、今上手く行っているのであれば、あまりここから変えず、安定を望みやすい。上手くいっていなくても、まぁ何とかなっていて、下手を打って失敗するよりもマシと考えやすい。けれど、それは現状維持で、現状のことしか考えられていない。もっと先まで見据えて、判断する必要性、今の状態を客観的に分析できる視点をもつ、もしくはそれを分析できる人とつながりを持つ。それが大切だと思いました。
教育でも、恐らく自分一人、または同じ学校内だけでつながっていれば、そこに染まってしまう。別に悪いことではないけれど、発展を望むなら、外部にも軸があったほうがいいと。そうして、常に思考を広く、客観的に見れるようにしたいなと思います。
三人目の方は、特につながりを重視されていた方。
この一年間、誰かとつながっていくこと、話すこと、協働することの大切さを学んできました。一年前なんか、なんでも一人でやればいいと思っていた、それでできると思っていた。そういうのが懐かしい。「いつ?」「つまり?」と自身に問いかけることを続けて、計画的に、ぶれない指針を持つことの大切さを学びました。
四人目の方で、一番残っているのは、反対語の話でした。「好きの反対は?」「成功の反対は?」という問い。好きの反対は、嫌いではなく無関心。嫌いは、無関心なものよりそのものを知っている。その方は、とても言語化能力が高い方で、とても分かりやすかったです。「嫌いは、好きの延長線上にあると思っていて。だって、アンチとかいるけれど、アンチって、その人のこと、そのもののことめっちゃ知ってるじゃないですか。(笑)でも、無関心って、そもそも知らないから。」確かにそうだなぁと。無関心は、好きも嫌いも生み出さない。まず、関心を持つことも大切であると学び。
元ネタ?は、「愛の対義語は憎しみではなく無関心だ」という、エリ・ヴィ―ゼル氏の言葉からきているのでしょうか。
成功の反対は、何もしないこと。失敗も成功の延長線上にあるから。
今日動けたのは、今後の成功につながっているのかな?なんて思います。
どうしても、教育大学の中だけだと、教育一本になりやすいと自分の感覚で感じていて。だから、今回とてもためになりました。
誘ってくださった方、一緒に来てくれた友人にも大感謝です。