今日は、昼頃からゼミ室でたまっていた課題や教採の勉強を行ってきました。
越後『』の会を終えての昨日。
モチベーションは非常に高くなっていたのですが、それと反して体の疲労感が大きく、ぐったりとしてしまいました。
その解消もあり、家とは違う環境で学習することに。
ゼミ室は賑やかで、コロコロ人が入れ替わり立ち代わりやってきます。
そこで他愛もない会話や、真剣な会話、多くの話が展開されていきます。
高校くらいの時は、一人で雑音のない部屋で学習するのが習慣になっていましたが、今は、こういう環境も良いと感じています。
適度に賑やかだと、気分的にも楽しく学習が進みます。
また、自分が集中してきたという境目が、周りの音が聞こえなくなるかどうかにあると思っています。そのため、集中すればあまり気にせず、集中して学習に取り組めます。
ゼミでは、分からない問題を互いに共有して解き合ったり、より知識がある方とお話しする中で、ただ暗記で済ませず、興味関心がつけられるのが良いなと思っています。
それが人と一緒に学習する利点かもですね。
また、以前から読んでいた、ニキ・リンコさん、藤家寛子さんの著書『自閉っ子、こういう風にできてます!』を読了。以前特別支援教育に関する講演会で紹介されている本で、借りて読了。
自閉症を持つ人の体験談、その人たちの対話をメインに書かれた本でした。
特に印象的なのは、定型発達がオート操作であるならば、自閉症はマニュアル操作ということ。自分たちが今、普通にしていることが、まず意識しなければ難しいというもの。雨に当たったら痛いと感じる、こたつに入ったら足が消える。
そういった感覚は私にとって持ちえなかったもの。
すべてが、劇のような感覚で、クラスメイトも、親すらも配役のように感じている。
そういった具体例を見ていく中で、親や、クラスメイトに違いが説明できず、互いに難しく思ってしまう現状があるように感じました。また、定型発達も、自閉症でも、それぞれが生まれつきそうであるため、自分のなかでの「当たり前」が異なっており、何が違うのか、どうしてほしいのかが伝えにくい、気づきにくいということがあるように思います。
特別支援に関する知識は、私自身まだまだ足りていないと思っています。
最終的には、『』ではその子を囲む子どもたち、集団が分かっている、知識を持っている状態であればよいと思います。
けれど、一人の人間として、大切なことだと思いますし。
関連する学級図書も多くおいてあげたいとも思うので。
まだまだ勉強が必要そうです。