実習の道徳授業で、以前ありがとうの木を作成しました。
付箋を準備して、子どもたちにありがとうの気持ちをたくさん書いたものを貼って気にしていくというもの。
その授業を行って、一週間が経ちました。
その時余った付箋を先生が預かってくださっており、昨日の5限にまた、ありがとうの気持ちを伝え合う活動に使ってくださいました。
子どもたちは、一週間あったことを振り返りながら、多くの人にありがとうの気持ちを伝えていました。
先生の提示した視点として、「ありがとうをたくさんもらうことだけでなく、ありがとうをたくさんあげられる人になろう」と声掛けをされていたのが、すごいなと感じました。
私が道徳授業をする際には、ここまでの声掛けをすることはできませんでした。
やはりすごいなと思い、学ばせていただきました。
それだけでなく、それにこたえ、子どもたちもたくさんありがとうを言い合っていました。
声掛けによるものか、「〇枚もらったー」という声だけでなく、「〇〇枚ありがとうの気持ちを渡せた!」という言葉が多く出ており、本当に素敵なクラスだなと感じていました。
さて、本日の話。
教員から子供へ教えるというのだけが学校で起こる現象ではありません。
子どもたちから学ぶことは本当に多い。
その活動のように、素直に相手に感謝の気持ちをもって、行動で表せることというのは、やはり素晴らしいことだなと思い、子どもから学ぶべきところだと思っています。
今日は祖母を車に乗せて用事がある場所まで送り届けました。
当然だという人にとっては当たり前のことだと思います。
けれど、すぐに良い行動を起こせたのは私にとって意外なことでした。
身体が疲れてきたり、余裕がないときにはやはり相手のために行動するのができにくくなります。けれど、今日はそうではありませんでした。
実習の疲れ等もあったりしましたが、関係なくすんなり。
こういった行動が、実習外でも増えてきたように感じます。
子どもたちが、相手のために行動する姿を間近で見ているからでしょうか。
あと一週間。子どもたちからもたくさん学びたい。