今日は道徳の授業をしてきました。
正直、ワークシートを用いた授業スタイルはあまり合わない様子で。
道徳の教科書を読んでも正解を探そうとする子や、よくわからない子どもたちが多かったです。
けれど、私が最後に企画した、ありがとうの木を作ろうという活動。
簡単に言えば、日頃の感謝を付箋に書いて、何も生い茂っていない木をデザインした模造紙に貼り付けることで、ありがとうの木を作ろうというものでした。
子どもたちは、目を輝かせてありがとうの気持ちを書き始めました。
本当に何枚も書く子供たちがたくさんいて。
中には、
「先生!この付箋持って帰ってもいいですか?お父さんやお母さんにも書きたい!」
という子もたくさんいて。
そんなのもちろん大歓迎なわけで。
本当に素晴らしい、そして可能性をたくさん持っている子どもたち。
結局、それを左右するのは教員なんだなと心から感じます。
私の作ったワークシート、読んで考えさせた教科書。
別に、それが悪かったとか、上手くいかなかったというわけではない。
けれど、結局最後の活動に子どもたちの本質が詰まっていたように感じます。
そして、前半はそのエネルギーを上手く使わせてあげられなかったんだなぁとも。
指示の通りやすさ、やることの理解度も段違いでした。
そんな形だけの道徳の授業よりも、はるかに子どもたちの優しくて、繊細な、温かい心が現れた授業だったなぁと思います。
明日からはいよいよ『学び合い』で算数を行っていきます。
不安はありません。担任の先生が本当にその形式に似た形で授業をされている方で、とても理解がある方です。
「どうぞ、思う存分に。」とかけていただいた言葉。
悔しいところもありますが、確信していることがあります。
自分が組み立ててきた授業なんかはるかに超えるように。
子どもたちは楽しんで学習するでしょう。
だって、それができる子どもたちだと信じているし、知っています。
あとは私の覚悟と信じる心だけでしょう。
あぁ。楽しみだ。