今日、大学での国語の集中講義がありました。
授業の形式はオンデマンド型。
というのもあり、課題提出がメインになっていました。
その課題の中に、読書感想文のようなものを書くというのがありました。
正式に言えば、ビブリオバトルを学校の授業で行うとして、自分の大学の人を同級生と見立てて発表を考えるというもの。
そもそも、ビブリオバトルって何だ?となり、実際に動画を見てみることに。
第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会 - YouTube
高校生が、読んだ本をプレゼンするというもの。
動画を全て見たわけではありません。
しかし、高校生のプレゼンの上手さ、本についての理解、それを人に伝えたいとする思いが素晴らしいなと思ってみていました。
実際、プレゼンを見させていただいた本はどれも面白そうで、今すぐにでも手にとって読んでみたいと思うものばかり。それも、出場者の方々の発表が分かりやすく、大変興味をそそる内容だったからなのでしょう。
自分も本について紹介文を作ってみました。
読書感想文と違う点は、目的があるかないか、、なのではないかなと思います。
読書感想文は、夏休みに読書をしたのかを教員がチェックするためのものという認識が私の中で強いです。
それに対して、ビブリオバトルでは、プレゼン。感想も踏まえて、相手に読んでほしいと思わせる、更に、自分気持ちを伝えるという明確な目標があるように感じます。
子どもたちは、「やる意味」にすごく敏感だと思います。
だからこそ、ビブリオバトルのように、誰に伝えたいのか、何を伝えたいのか、自分がどう思うのかを明確にし、書く読書感想文には意味があると思います。
それは、単純に世界中の人とかそんなに大きくなくてよくて、
クラスの人に知ってほしいと思うような読書感想文、プレゼン。
そうすれば、読書感想文を書くという目的も少しは明確になって、子どもたちもどう書いたら良いのか悩まなくなるのではないかなと思いました。