後期に入ってから、もうすぐ一週間がたちます。
授業の風景や、採用試験対策、ボランティア講演会を通して、全体的なやる気が増してきているように思います。
それは自分だけでなく、学生たちにも言えることです。
教育実習という大きな経験を得て、乗り越えて。
皆は何を思ったんでしょうか。考えたんでしょうか。
将来を明確に決めた人もたくさんいるように感じます。
また、より学ぶ必要性に気付いた人が何人もいるように感じ取れました。
そういった人たちが動いていく流れが見える。
雰囲気が変わっていく。
教員採用試験の対策本を手にしている学生。
授業で下を向いていたのに、メモを取るようになった学生。
今までの講義では、私は常に最後列の席に座っていました。
一つは誰の目も気にせず、自分で授業に集中できるから。
もう一つは、学んでいる人たち全員の姿を視界に収めて、それも含めて授業だと思っているからです。
だからこそ、ゆったり変化しているように感じます。
学年という集団でも。大学でも。
リードしていく二割。空気を動かし、変化していくきっかけを持つ二割がいると思います。
そういった集団として。自分個人ではなく、集団として今後の難関を乗り越えていきたい。