今日ゼミ室でお話を聞いていて面白いなと感じたことがありました。
私たちのゼミでは、そのゼミの先生の本を読み、そこから学び、問いを作ったり、自身の理論として落とし込むということをしています。
しかし、他ゼミからはそれが宗教っぽいなと言われることがあるよね~という話をしていました。
確かにそうだなと思う側面もあります。師の本が経典…というイメージなのでしょうか?
面白いなぁと感じます。
私たちは師の本は読みますが、そこから発展させ、様々な本を読みます。
そして思考し、より良い教育、子どもたちが幸せであれるような学級経営を行うために学習し続けています。
そこが盲信するかしていないかの違いではないかと思います。
その物だけを学び、盲信するのではなく、良いという価値観を持ちながら、常に疑問も持ち続ける。そうすることで客観的に判断し続け、より良い物を創り出していくことができるのかなと思います。
そういった話で、宗教や科学についても少しお話ししました。
科学は理科で習うことも多く、やはりすべてが正しいように感じてしまいます。
しかし、科学で解明されていることは世界の謎のほんの少し。
原子の名前や規則性も人間が見つけ、考え出したものである。。。
そうすると、まだまだ分かっていないこと、実は間違っていることもあったりするのかも。
色々なことに当てはまるなと感じます。
どうしても、自分が「これいいな!」と考えた物でも、客観視するとそうでもないこともあります。気づいたときには盲信している。
常に批判的な思考も持ち合わせながら、良いなと感じるものにも切りかかっていく。
そうすることで、それがよりよいものになるか、自分から離れていくものになるか。
自分の学びや経験、考え方はどんな風に維持、変革していくのか。
とても楽しみです。