『終了報告』
5/29(金)に、第14回元西川研究室『学び合い』の会を開催しました。
今回も安定的に元ゼミ生のみなさんが集まりつつ、初任、二年目の悩みや今後の教育ついて話していきました。
会のスタートとしては、それぞれの残業時間についての話に。
ちょうど月末だったこともあり、出退勤の時間管理表を昨日管理職に提出してきたばかりでした。
参加者の方々の残業についてのお話を聞きました。
テスト作成や宿泊体験学習等で一日12時間の労働状況になっている若手がいる一方で、月残業時間がトータル5時間にも満たない方もいらっしゃって。
それぞれの働き方も見えてきました。
主催者は、二年目になってからなんとか定時30分以内退勤をベースにできるようになってきましたが、実際朝の定時より30分ほど前に行っているため、知らないうちの蓄積はある程度見られました。
無理に早く出勤する必要性もないため、朝の勤務開始も少しずつ遅くしていくのも良いなと考えています。
まず目指すは、残業時間一桁!と、気持ちを切り替えて6月を迎えたいと思います。
会の中では、情報交換だけでなく、実際のテストや『学び合い』授業プリント等の交流も行われました。
元ゼミ生同士ということもあり、イジりがありつつもお互いの労働改善につながる会だったように思います。
その後は、それぞれの学校現場が抱える課題についての話もちらほらと。
昨年と違うところとして、初任として自分の学級について課題感を話す方よりも、学級だけでなく学校全体として課題感を持って参加されている方が増えた印象があります。
それは、二年目になって周りが見えるようになってきたのもそうですし、課題を解決するために何ができるか動き始めようとしている若手の姿でもあると。
そして何より、学校現場の課題感は、自分のクラスだけがうまく行っていれば良い、という簡単な話ではない。
全校で動くときにその課題感は当然自分や自分の学級に影響を及ぼすものでもあります。
自分自身にも、というのも大切で。
自己の幸せのためにも働いている環境が良くなっていく、周りも幸福であることはプラスに働きます。
だからこそ、どうするべきか考える。
結局、今の我々ではできることはそれほど多くないのですが、まず自分の軸を持ち、流されずにできることをゆっくり、確実にやっていくことが大切であるように思いました。
オンラインお茶研では、人数が少なくなってきたのもあるのか、より深い話が始まります。
今回は、『差別化』というワードが重要だったように思います。
教員という職業は。
あまり自分を売り込む、ということや周りと差別化を図る、という部分に力を入れていないように思います。
それは、自分の努力や実績によって、売り上げや給料が変動するわけではない、という部分が大きい。
指定された学級で、できることをする。
残念ながら、すごく良い授業や活動をしても。その逆でいくら手を抜いていたとしても。
年齢的に支払われる給料はだいたい同じです。
そのため、本当に緊迫感がある研鑽は起こりにくい…のではないかなと思ってしまう。
では、そのような形がそのまま今後も続いていく母といえば、意外とそうではないと思うのです。
少子化により学校数も減少していき。
逆に通信制高校の台頭。
保護者からの、公教育への価値や信頼が、少しずつ変化していく。
その世界で、公立学校の教員として立ち続け、実績を出し続けるには。
まさに行われていないと思われる、研鑽が重要だと思うのです。
そして、それこそ今回の回の後半で出てきた、『差別化』
自分の、人として、教員としての価値がどこにあるのか。
どう違って、何を押し出しているのか。
そういったものをどこまで考え、行動できるか。
会に参加しているメンバーの中には、『学び合い』を実践している人も多く、それ自体がすでに授業の差別化になっている。
また、授業外の校内での児童生徒との関わり方、話し方。
そういったものが、差別化であり、そこに生まれた違いに惹かれ、信頼が生まれることも多い。
かくいう私も、初任の1年間は現場とゼミで学んできたことのズレに悩まされることが多かった。
今年は、そのズレこそに価値を持ち、自分の武器にしていこう!という意気込みをもっていましたが。
まさにそのズレこそ、差別化の一つであった、ということでした。
なので、それを武器に、というのは。
自分の考えや価値観、自分というものを売り込むためのツールになる。
そういった意味で、ズレに対して自信をもてたのが今回の会を通して良かった部分でした。
今回の会では、元ゼミ生同士の和気藹々とした掛け合いが見られると同時に、これからの教員の人生を生き抜くためのヒントももらえる会でした。
会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
次回は、6/19(金)20:00〜から予定しております。
ご参加お待ちしております。