いよいよ三月を迎えます。
一年の締めくくりのひと月。
先週から、一日に1人、日直の子と面談をしています。
学校指定ではなく、私が個人的に学期ごとに一度行っているもの。
そして、今年度最後の面談です。
いつもの面談は、「学校楽しい?」とか、「困っていることは?」とか、本当に数分で終わる面談ですが。
最後の面談は、少し違います。
そもそもこの一年、子どもたちとの信頼関係は作ってきたものの、個 対 個の関係性を多く結ぶことはやらなかったように思います。
その人の思うことがあっても、あくまでも全体を通して語り、集団に投げかける、がベースだったように思います。
ですが、というよりも、だからこそ、というべきか。
個々人との関係の偏りを減らし、全体を見渡す時間を多く取ったからこそ感じる、『全体から見える個人、そしてそれらを見る時間の多さ』。
わかりやすく言えば、誰かと関わっている時、その背景で起こっていることにあまり目がいかなくなる。
それらを減らしながら、あくまで全体を見続ける、ということをやってきたからこそ。
逆に、満遍なく、個々人のことも見えていた、と。
見えていた、には誤解があって、当然すべて見えるわけでもないし、見えているものが全てでもない。
そこはしっかりと念頭においた上で。
そこでそれぞれ学級一人一人のことを振り返る。そして、それぞれの将来について考える。
話を戻しますが、最後の面談は、少し違います。
数分ですが、私から珍しく、個人に対してのメッセージを伝えるようにしています。
通知表などでは伝えきれないようなもの。
私から見た一年の成長や、これからの期待、凄さ。大人になっていく上でのこれからの可能性。
当然、あくまで一意見だ、と伝えた上でですが。
そうして面談をしていると、ありがたいことに来年も担任をしてほしい、と言ってもらうことがあります。
教師としては嬉しい。
ですが、色々な先生に持ってもらいながら、社会を知って、集団の力を伸ばしてほしいとも思います。
最近面談した児童が、来年も…の話の続きでこんなことを言っていました。
先生だったから、私は変われたし、クラスも変わった、と。
クラスみんなで言いに行こうか?と。
純粋に、嬉しかったなぁ、と思います。
以前Facebookでの投稿で、レールの話はしたかなと思いますが。
個人、集団の変化は、そんな一瞬では起こらない。
一年かけても、変化の兆しに気づかないこともある。
それくらい微細な変化。
でも、確実にレールはやや曲がり。
そして、それは結果的に将来に大きな曲がり、もしくは補強された強力なレールとなって、子供達の歩む道のりになっていく。
その一年に、関わらせてくれているのだな、と思う。
私自身、おそらく切り替えが早いタイプだと思うので。
正直、この一年を振り返って、感慨深さもありながら。
すでに、来年どう行動するべきか、どの学年になったら、どう動くか、ということを考え始めています。
それは、今に囚われていないが故に、思い入れも浅く薄情な様に映る。
でも、あの子達も、この一年も。『今』を捉えるのではなく、『未来』のための一年であってほしいと思う。
それは、彼らにとっても、私にとっても。
だから自分を成長させてくれている彼らに、心からの感謝を持って、残り数日となった時間を過ごしたいですし。
次のことも、たくさん考えていきたい。
そして、もしかしたらこれから先。
そのたった1年が、子供達の人生の大きな変化のポイントになるかもしれない、と思うと。
私自身も、毎日を楽しみながら、でも学び続けて、成長し続けられる人でありたいな、と心から思います。