今日もいわし、はぐれてます。

海のように広い心で。

個別面談

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昨日から、学期末の個別面談がスタートしました。
小規模校ということこともあり、放課後に5日間かけて行っていきます。

滅多にない、保護者の方とお話しできる機会です。
私的には、とても良い機会だと受け止めて面談をさせていただいています。

公開授業等もそうですが、やはり子供達の姿や、頑張りを伝えることができる機会というのは、私にとっては非常にありがたく、楽しみなタイミングでもあります。

多くの保護者の方々は、ある程度の不安や心配等を持ち、お話ししてくださることがあります。

ですが、それらが大丈夫である、という安心材料は、授業中の子どもたちの姿を見ていればたくさんあります。

『学び合い』だからか、それとも大学で多くの授業を見させていただいたからか。

自分の中で、子供や、子どもたちの学ぶ姿等を見とる力が伸びてきているのを感じます。

それぞれ何を話すか、というところの引き出しも、たくさんある状態だと思います。

それは、授業中において、子どもたちが関わり、それぞれが輝く場面が多く設定されているからだと思います。

なので、面談中も、何を話したらいいのかわからない、というようなネタ切れ状態は起こらないのです。

私の面談のテンプレとして、まず保護者の方が聞きたいこと、知りたいことをベースに話を進めていく形をとっています。

不安なことを取り払い、ありのままを伝えることができると思っています。

また、子どもたちにはそれぞれ可能性があるわけで。それらも日常の行動から片鱗を伝えることもできます。

さて、子どもたちのことについて伝えるのがメインになる、と思っていたのですが。
そうでもない、ということにも気づき始めています。

この個別面談という機会は、自分の教育観を伝えつつ、保護者の方の教育観を知る、という点でも非常に良いと感じています。

面談時によく話させていただくことですが、今の学年のことだけでなく、高学年、中学生、高校、社会から見ての今を捉える、という形でお話しさせていただいています。

大事なのは、今どうこう、だけでなく。
その子が将来幸せに暮らしていくことですし。
間違いなく、全員の保護者の方がそれを望んでおられます。

そこがまず共通認識であることを確認しながら、なのでこうしています、という話をすることで納得していただけることが多いと思います。

保護者の方は、私にとってとても大事なペアであり、サポーターであり、子供たちの応援者です。

だからこそ、協力していけるところを積極的に伝えたり、お願いしたりしつつ、一緒に幸せを願っていける存在同士でいたい、と思っています。

さて、面談時に言われて嬉しかったことがあります。
昨日と今日でよく言われることが、「学校の話をするときに、先生の話をしています」と。

また、「先生の影響をすごく受けているようで、感謝しています。」と言ってくださる方もいました。

それはどういうところなのか、ということなのですが。
どうやら、日常で話す言葉、未来への展望、社会とはどうか。
そして、自分は社会人としてどう生活し、どう幸せか。

その話を受けて、家で話したり、実践しているようなのです。

私は、たとえば昼休みなどに自分の好きなことをしています。
ピアノを弾いたり、漢検をしたり、読書をしたり。

でも、それらを見て、楽しそう!と感じ、真似したい!と思って家で行動する子供たちがいるみたいなのです。

確かに、翌日会うとなんか昨日それできてた?みたいなことができるようになっている姿が見られたりします。

結局、良くも悪くも子供達は教員の、身近に接する大人の姿をよく見ていると思います。

そして、それらが楽しそうに生活していれば、自分もやって見たいと感じるのかもしれません。

教員自身に、特段のスキルや、万能であることは必要ないと思います。
でも、子供と同じくらい、もしくはそれ以上に生きることを楽しんでいて、その姿を見せている、というのはやはり大事だと思います。

また、それが授業も楽しんでいると、多分子供達も授業が楽しくなってくる。

以前の会で、ベテランの先生方がおっしゃっていたように。
一斉指導とか、『学び合い』とかではなく。

自分が、授業を楽しんでいるか。

私は、1学期に比べて、教科書の内容が非常に楽しい。
一斉指導も、『学び合い』の形も、楽しいのです。

楽しんでいると、なぜか子供達も楽しんでいて、「もっと知りたい!」「もっとできるようになりたい!」という声が多くなってきます。

それは、体育や音楽、図工など全てだと思います。

よかったな、と思うのは、やはり自分が学びに対して楽しさを感じることができるところ。

また、自分の生き方を肯定して、それを思う存分教師という枠にとらわれずに日常で出していること。

それらは、子供達が『大人』を考えるときに、もしかしたらヒントになってくれるかもしれない。

語りは大事ですが。
話す言葉だけが語りではなく、その人の言動の全てが、人生の『語り』につながっていて。

それらが少しずつ伝わっていってくれたらいいな、と思います。