今日もいわし、はぐれてます。

海のように広い心で。

声がなくとも。

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さて、声が枯れてから初めて挑む授業日。
ここまで完全に出なくなったのは初めてでした。

昨日、今日の授業を想定してスライドを作っていきました。
自分が話す言葉、おそらく聞かれるであろう質問やツッコミに対する回答。

フルコマに近い授業割りだったこともあり、スライド数は105枚ほど。

朝から子供達は異変に気づき、即座に対応を変えてくれました。

よく聞いてみれば、質問は「はい」か「いいえ」かで答えられるような、頭の振りだけで分かるような質問が多かった気がしますし。

スライドを提示すると、代わりに読み上げてくれる子達が何人もいて。
結果的に、スライドを見たり、しっかり読まなければいけないのでいつもより静かな空間に。

こちらはジェスチャーもしますが、基本的にスライドで話しているのと同じ状態。

でも、賑やかになれば止めなければいけない、と思っていましたが。

逐一こちらの動向を察知し、手を挙げれば「静かにして!」といってくれる子たちが多く、学級もまとまりを見せていました。

また、何かこちらが伝えたいときは、電子キーボードで音楽を奏でる、というシステムを用いることで、子どもたちの切り替えも非常に早かった。

国語や社会科は、みんなで協力して話し合う活動や、制作系の授業だったのです。

そこでも、スライドを逆に活用し、残り続ける指示としてそのまま提示しておいて!というように子供達は活用していました。素晴らしい。

1番の難関は、算数、だと予想していました。

正直、今回は解説するところも多く、困ったものだな、とも。

しかし、解説もスライドで話す言葉を文字起こしし、それを誰かに読んでもらう。
その動作と合わせてこちらは板書したり、ジェスチャーでどんな操作を行なっているのかを説明する。

そして、分かった層を増やし、はいどうぞで活性化させる。

ま、元から予習している人が3割ほどいるのを知っていたのですが。

結局、こちらが一切喋れなかったとしても。
授業は、むしろスムーズに進行し、2時間扱いの内容を1時間でやり切る始末。
出来過ぎですね。

子供達は、よく動いて、挑戦し、次へ進んでいました。

分からなければ、聞きにいく。それも叶っていたと思います。

私の想像しているよりも、学習的な面で、彼らはできるようになってきている。
主に、探求心・向上心、という面で、です。

少しずつですが、私は彼らに火をつけることができてきたのでしょうか。

師も仰っていた、ウィリアム・ウォードの名言。
最高の教師に向けて、彼らの心に火をつけていけるように。

明日も同じ形です。
私の不調が、思わぬ集団の成長を見せてくれるかもしれませんね。

少なくとも今日は、集団が、集団を律する力、姿を見せてくれました。

ピンチは、チャンス、なんですね。