1803
今日は2学期入ってから初めてのテストでした。
教科は算数。
2学期に入ってから新単元に入り、学習を続けてきました。
1学期からとても成長した学習規律や授業時間を守る彼らの行動。
それらによって、使える時間が最大限増えました。
また、これもこちらの主観でしかないですが、彼らが『学び』に対する姿勢が良いものになってきてるように感じます。
例えば、ノートすら出して書き始めるのが学級全体としてゆっくりだった1学期に比べて、今は自分が授業のめあてを板書し終わる時に、同時に終わる児童が増えてきました。
つまり、こちらが書こうと思っているめあてを口で話しているのを聞いて書いているということ。
また、算数が苦手!といっていた子供達が、こちらが問題を解いて〜という前から解き始めている。こうですか?あってる?とよく聞いてくるようにもなった。
そんな成長から、全体の理解度が格段と上がっているのを感じてはいました。
それで迎えたテスト。
全体で昨日目標とする点数を共有しました。
テスト前の休み時間に、特に算数が苦手だといっていた子どもたちが自分のところに来ました。
テストで不安だから、作図が正しくできているかみてほしい、といって、自分から作図してみせてくれました。
完璧にあっていました。
追加で問題を出してみましたが、完璧に答えられていて。
すでにその行動の変化から、成長を感じて泣きそうになりました。
何より漂うのは、緊張感。
本来、点数を取ることを諦めていたり、テストはどうせできない、と思っていれば緊張することもありません。
ですが、自分がやり切れるかどうか、緊張しているのです。
本当に素敵だなと思いました。
その子たちの頑張りが、積み重ねが見えるようで。
さて、テスト開始。
気のせいか、学級に流れる空気感が、いつものテストと少し違う。
漂う緊張感と、真剣な眼差しがありました。
結果としてテストをまるつけして。
平均点が表も裏も9割越えでした。
算数が苦手だといっていた子供達が、満点をとっている。
所詮小学校の単元テスト、されど、です。
こんなことは1学期もなかったですし、平均点も個人の点数も明らかに大きく上昇しました。
これが、何より彼ら集団としての大きな成長につながっていると思います。
そして、それは次にもつながる一歩。
個人としても、集団としても、大きな成長とその結果を見せてくれた一日でした。