『終了報告』
9/19に第6回元西川研究室『学び合い』の会を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のテーマとしては、夏休みが終わり、二学期が始まったということで、参加者の方々の生活や課題感などを交流していきました。
今回はいつもよりも人数は少なめでしたが、だからこそ濃い話が多くできたと思います。
会の中では、実際に学級経営や授業について悩んでいることを出し合いつつ、その部分が上手くいっていたり、そう言った経験をしたことがある若手同士で話が盛り上がりました。
これは単純に、課題に思っていることを話し、解決策を学ぶことができるという価値もあります。
また、解決策について考えたり、過去の経験を振り返って回答する側も、自身のやってきたことの言語化や感覚的なものではなくなぜそうなったのか?という理論で回答していくわけですから、回答する側にとっても非常にメリットが大きいです。
理論的に、なぜそうなったのか、という部分を回答できるのは、再現性があるということ。
小手先の技術ではなく、また学級の実態に大きく左右されるわけではない。
自分の、しっかりとした理論と理想を持ってこれからも歩むことができる、そのために価値ある時間になっていると思いました。
つまり、両者にとって価値がある時間であり、それこそ、『』の本骨頂だとも思います。
教え、教えられるという単純な関係ではなく。
両者が学ぶ、つまり学び合う関係。
そういった時間になったことが、主催者として心から嬉しいです。
さて、私自身も人に話すこと、言語化することで何が良かったか、どこでこれから改善するべきかが見えてきます。
普通の教授法云々の話ではなく。
学級経営という成果も見えにくい、技術ではなく心、マインドやその人の言動といったなかなか不確かなもの(捉えづらい?見えにくい?もの)について話すわけです。
だからこそ、何が上手くいっている要因なのか、何がこれから改善が必要なのか。
おそらくこういう理由でこうなっているのではないか、という思考。
人相手だからこそ、完全にこうだ!と言い切れない部分はありつつ。
だからこそ、相対するべきは不確かな個ではなく集団。
そんなことを改めて考えることができた会でした。
改めてご参加くださった皆様、ありがとうございました。
次回は10/24(金)の予定です。
ぜひ、ご参加ください!