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今日は初任研の公開授業がありました。
ありましたというより、後悔しました、が正しいですね。
教員になれば、誰しもが必ず通る道。それを無事終えることができたことが何より嬉しいです。
以前から書いていましたが、準備が8割。残り2割はその日の自分の柔軟性と子供達。
さて、今日の朝の会では、授業を参観しにくる方がいることをまた伝えました。
以前、子供たちには、「授業をするのは誰ですか?」という話をしました。当然「先生ー!」と言われたのですが、いいえ、と答えました。
「授業をするのは、君たちです。そもそも、誰のための授業ですか?先生のためですか?違いますね。」
そんな話だったのですが、今日もその話を。
「先生、今日はたくさんの先生が来るのですが、全然緊張していません。どうしてか。誰が授業するんだったでしょうか。」
「自分たちー!」
と、こんな感じでした。
実際、今日は自分で考え、人と協力してより良いものを作っていく授業形態。自分が先導して話す場面は10分ほどに収めました。
なので、まさに授業をするのは彼らだったわけです。
さて、終わってみてからの感想です。
私自身は、本当に緊張していなかったなと思います。
初任者の皆様や拠点校指導員の皆様、校内研修も絡んでいたため、先生方も全員参観にこられていました。
ですが、今までの経験もあって緊張感はない。
そもそも、公開授業って楽しいのです。自分にとっては。
子供達の素敵な姿をたくさんみていただけますし、自分も努力するため成果が出ると嬉しい、ワクワクします。
また、学級内には絶妙な緊張感が走るのも良い。
さて、私自身は、そうでした。
子供達はどうだったか。
実に緊張していました笑
ま、無理もありませんね。人数より多い先生方に見られながらですから。
ですが、すごかった。
チャイム前どころか、5分前には全員座っている。
私語が全くなく、説明を聞いて理解し、作業は淡々と。班活動はしっかり意見を伝え合う、記述する。
子供達、相当頑張っていたなと思います。
帰りの会は協議会で出れなかったので、明日たくさん褒めたいと思います。
協議会は、今日の初任者とのやつと、校内で行うものの二つがあります。こうないのはまた今度。
でも、先生方から言葉をかけていただけるのは嬉しいですね。
だからこそ、公開授業は価値があるし、楽しいのです。
何より、頑張っている子供達の姿が存分に発揮されていたのが、本当に良かった。
公開授業を行うのは、今年はこれで最後かなと思います。
シンプルに楽しかった。協議会でも、良かったところをたくさん言っていただけて自信にもなりましたし、改善点についても学ぶところが多かったです。
拠点校指導員の先生からは、これまでの学級の実態の変化についてもお話ししていただきました。学級経営の部分で褒めていただくことができて嬉しかった。
常に、一貫していますね、という言葉をいただきました。
そうですね、おそらく教員になる前からずっと、こうありたい、こうなって欲しい、というのは固まっていて。
ただそれに対して適切な行動(自分の)と声がけを繰り返し続けたのが大きいなと思います。
また、指導員の先生からのコメントでは「おおらかそうに見えて、すごく緻密」とこれまた自分の実態を適切に見取られていました。
準備が8割と言ったように、そこまでの綿密な授業構想や流れ作り、声がけなど今日の授業につながっているところは多い。
指導案作りも、いろんな選択肢を考えた上で、こうする!と理由付けて決めたこともあり、本番では柔軟に変更もできたなと思います。
シンプルに嬉しい言葉をたくさんかけていただいて、舞い上がってしまいますが、傲慢になるべきではない。
やはりここにつながっているのは先生方の協力や、何より子供たちの頑張りが大きいです。
そこの感謝を忘れずに、明日以降も取り組んでいきたいと思います。
とりあえず、終わったーーー!