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今日の朝の会、6年生が修学旅行で不在のため少し日程が違う。
また、木曜日ということもあり、私自身もまったりしたいという気持ちもあった。
当然それは伝わるので、子供達ものんびりしているし賑やかだ。
朝の会を始める、となった時、「先生のお話」という項目があるので、自分が話す番がある。
クラスが賑やかでうるさいと、それだけで注意しなきゃ、と考えてしまうかもしれない。
実際、1楽器の最初はそうだったと思うし、話を聞いてもらうだけでも、相当考えていろいろやったと思う。
でも、今はなぜか不安がない。
どれだけ賑やかで、どれだけ盛り上がっていても。
前に立って、数秒にこやかにクラスを見渡せば、話を聞く姿勢が整い始める。
特段何かしたとか、厳しく叱ったわけではない。
多分、ただ静かに聞くことの必要性や将来でのメリット、現状で聞かないことへの個人・集団へのデメリットをずっと言い続けてきただけな気がする。
今日話し始める時にふと思ったことがあった。
教員になってから子供集団に対して、「静かにしなさい!」と言ったことはあっただろうか。
気になったので、雑談の流れでみんなに聞いてみる。
「静かにって言ったことあったっけ?」
「あるー!」「ないー!」といろいろ言い始めたが、あると言った人も、よく考えてみると、「あれ、なくね?」みたいなことを言い始める。
そこである子がポツンと。
「先生って、静かに!って言わないじゃん?静かにって言われると誰に言ってるのかわからないからそのままだけど。先生って全員注目!とか、聞く姿勢〜って声をかけてるから、『全員』に対して言ってるよね。全員に言っているから自分もそうなんだって思うんだよね」
こんなことをぼそっと言っていました。
今まで特に意識したことはなかったけれど。
確かに、常に個人ではなく、全員に対して願い、望みます。
それが結局、1人も見捨てられていない状態を作り、全員が集団に所属している意識を持つからこそ、響くのかなと。
本の内容とはあまり関係ないかもしれませんが、師の著書『「静かに!」を言わない授業』のタイトルを思い出した朝でした。