今日もいわし、はぐれてます。

海のように広い心で。

信じて待つのみ

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今日は、楽しい1日だった。
来週水曜日が終業式なわけだが、今日一日が、彼らの1学期の成長の全てが詰まっていたように思う。

一限から、重たい算数のテスト返し。

今回は、やはり学力という壁にぶつかったテスト結果だったと思う。
自学にして、目標点をかき、計画を練る。

それでも、厳しい戦い。
「難しかったもんね」という一言で片付けようかとも思ったが、彼らなら強い言葉でも受け止める基盤があるなと思ったので、これからを強く語る。

現状の点数、中学校に入ってからの未来。そして将来。

そして、自分の願い。

むしろ、とんとん拍子でうまく1学期が終わらなくてよかったと思う。
改めて、みんなでこれからの課題を確認できた気がする。

授業開始を守る、ということについては、自分が1分前に黒板の前に立てば、スムーズに全員が準備して着席するということができるようになってきた。
これの達成率は、ほぼ100%
4月では考えられない変化でもある。

今日はさらにレベルを上げて。
何も言わないから、この時間までに、座って準備しておくこと。みんなならできるよ、と。

昼休み終わり、少しトイレに行ってから教室に行く。
チャイムがなって、5分後に授業スタートになるのだ。

その3分前くらいに、教室に向かった。
階段を登っている時から響く、
「全員座って!準備しよう!」「ほら、先生来ちゃうし、もう時間だよ!」
階段を登っている時から、笑顔になれる。

入室した時には、準備バッチリでニコニコ顔を上げる子供達の姿。

今日は教室のワックスがけがあったので、全員で片付けをする必要があった。
これも、協力のパワーが出た。

声を掛け合って、これ持つから、これ!外に出そう!と連携がすごい。

『』をやっていることもあってか、誰とでも協力している姿がある。

棚を持ったりするメンバーが、毎回変わるのが面白い。

そこからは自分の業務。
来週のための、通知表準備や夏休みの宿題の準備、最後のお便り作成など頑張る。

ここ一週間で頑張ってきたこともあって、今日はそんなに業務はない。

ということで、1日ハッピーだったわけだ。

今思うことは、「ただ信じて待つだけ。」ということ。

強い言葉や、恐怖、罰で集団を作るのではなく。

展望、希望、願い、理想、楽しさ。
そういうもので集団ができてくると、パワーがすごい。

さて、学習態度等、非常に良くなった。
側から見れば、すごく良い、だろう。

だが、そこにも課題がある。

本来良いとされている、全体が静かに、集中して授業を受ける、というもの。

でも、それでも結果はうまくいかないのだ。

だから、やっぱり『』だと思う。そこが1学期過ごしての学力や授業作りでの私の到達場所な気がする。

要は、メリハリがついて、学習の基本姿勢や理論ができるようになってきた。
ここからは、理解と反復。
これは、圧倒的な問題数とレベルアップを繰り返していかなければいけない。

普通に授業していたのでは、そこがやっぱり足りていない。

さて、2学期からは、良いところを伸ばしつつ。
フルスロットルで行きたい。

どの方角からでも、彼らは最強集団だって、自慢できるようになりたい。

それだけ、素晴らしさに満ちている。

だから、ただ信じて待つのみだ。