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流石に今日は疲れた。
午前中は校外学習で、ダムや浄水場見学に。
ダムでは、今まで見たことがないようなダムの内部や深部、設備を紹介していただいて。とても面白かった。
子供達も学んだことが多かったと思うが、大人は実はもっと楽しんでいるのだ。
浄水場では、懐かしい再会もあり。
そういうこともあるのだなぁと感動。
だが、知らないうちに疲れは溜まるし、帰ってきてからは、午後からプール。
もう、抜け殻みたいになっていた。
さて。今日も子供達のすごい姿があった。
宿題を自学にしてから。
「先生のおすすめ」ということで、今まで通りの宿題のような形で提示してほしい子には、それをやってみることを勧めている。
けれど、それは4年内容であって。
そこに難しさを感じる子供は結構いるもの。
ただ、今までの宿題とは違って、わからない状態をずっと続ける、もしくは答えを書き写すという作業はやらなくて良くなった。
こういうふうに、自主学習をメインにすることで、彼らにとって学習の幅が大きく広がったわけだ。
故に、こちらも個人対応ができるようになったりした。
ある児童と話し合い、今の学年のものではなく、前の学年、前前の学年のものをやってみることを勧めている。
勉強が苦手だったり、何をしたらいいかわからなかったのだが、今では「先生、プリントもうないんだけど、早く新しいのちょうだい?」と言われる。
うむ、すごくいい感じ。
ということで、今日は新しい単元に入って、プリントを渡した。
そうしたら、
「私もほしい!」という声が聞こえてきた。
こちらもまた、勉強が苦手だーと自分で言っている児童さん。
お、と思った。
でも、同じレベルのものを出す、と言うのは少し違うなとも思っていた。
うちの学校にはとても魅力的なシステムがある。
職員室の前に、全学年の単元別の学習プリントが大きな棚に用意されている。
じゃあ、「〇〇さんにぜひやってみてほしいプリント、先生が見繕ってあげようか?」
というと、喜ばれた。
これくらいは、余裕。
そうしたら、他の数名からも声が上がる。
一応その人たちだけにやるのもアレだったので、全体に共有してみる。
「一応聞くけど、その人用のプリント、先生に選んでほしい人いたりする?」
学級の半分くらいが声をかけてきた。
これが非常に面白くて。
まず学力上位層は、おすすめどころか自分で課題を見つけて自学をしてくるし、予習もしてくる。
面白かったのは、そうではないメンバーがそう言ってきたことだ。
結局、どう学習したら良いのか、何が自分に足りていないのか、と言うところがわからない人も多い。
逆に、普段の授業やテスト、机間指導をしていると、どのレベルにつまづいているのかがわかる。
ある子には、2、3年の筆算問題。
ある子には、今学習しているものの発展問題。
ある子には、普通のレベルの問題を出して、ミスなく行うことを求めたり。
ある子には、時間を意識して早く解くことを求めたり。
そうやって、こちらが見えている課題と対策するための手段を伝えるだけ。
それも、たいした苦労もない。
その子たちは、満足した表情でプリントをもらって帰っていく。
まず持って、自分から学習したい!と思っているのがすごいところだし、大きな変化だと思うのだが。
幅を持たせることができたからこそ、本当にその子がつまづいているところを解消させることができる。
別に、どのレベルから始めてもいい。
根本的に、一番学力が上がる要因は、「学習したい、できるようになりたい」と言う気持ちと、それを叶えるための手段、分析、環境があることだと思っている。
この夏休みで、プリントの種類や子供のつまづき感のチェックの仕方、評価方法などをもっと深く考えてみたいなと思っている。
伸びたい!と思っている子らが、全力で伸びることができるように。
さて、そうやっていると、学級の半分がすでに自学に意欲的になっていることがわかる。
上位層も、自分で課題を見つけて行なっていることがわかる。
さて、それを自分がどれだけ素敵だと、褒められるか。
私の展望として、1学期にできることは結構やったようにも思っています。
根本的な学習態度・姿勢の醸成。
子供達の「学びたい」と言う意欲、その手段の解放。
2学期では、彼らが成長をより実感し、自分からもっと高めたいと思うことができるような環境設定を行なっていきたい。
最初は今みたいに、こちらが見てあげてもいい。やり方を伝えてもいい。
でも、2学期の中盤から後半。
今度は、自分たちでこのサイクルが回せるようになってほしい。
自分たちで、自分の苦手を分析し、それにあった課題を自ら、もしくは協力して見つけ、学習する。
そして、3学期に、それをさらに加速させる。
全体的にこれまでの学年の内容が「できる」のレベルを上げ、今の学年の内容の理解をより深める。
最終的には、学習面において、学習に対する姿勢・家庭での学ぶ習慣、協力する姿勢、自分で学習サイクルを回すことができるようにしたい。
そうすれば、次の学年になっても、中学校になっても、自力でできる。
さて、非常に面白くなってきた。