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今日は特別支援学校での初任研。
午後からだったので、午前中は授業です。
忙しい時、大変な時に限って、より大変なことや忙しくなることが起こる。
大体そういうものです。
それを乗り越えて、午後から特別支援学校へ。
講演会などで学校内に入ったことはありますが、実際に子供たちが授業を受けているのを見るのは初めて。
じっくり校舎を見学するのも初めてでした。
とても面白い。
表示や普段学校で見ることができないもの(医療系のものなど)が多くいろんなところを見たくなってしまう。
解説していただけるため、初任者が列になって歩くのですが、明らかにいろんなところを見たい私はペースを見出しそうになる、
ということで、最後尾に回って、話を聞きつつ、迷わないようにしつつじっくり見させていただく。
いろいろ学んだことがあって、非常に濃い研修だったなと思っています。
1番の学びは、教員の「待つ」姿勢と「見取り」。
なかなか話すことが難しいお子さんがいる中で、話すまで、ゆっくり待つ、できるまで待つ。
そして、少しでもできた、成長を感じたら、それを見とってたくさん褒める、一緒に喜ぶ。
同じ教員なのですが、すごく笑顔が多かった。
こんな感じで自分もやっていけたらなぁ、と思ってみていました。
もっと、『待つ』
大事。
さて、今日先生のお話でとても響いたこと。
「新入生が入ってくる時、保護者の方から言われたことですが。自分の子供が、学校に上がれると思っていなくて、という話を涙ながらにされていました。」
というお話。
すごく、刺さりました。
あぁ、そうだよなって。
生きていてくれたら、それだけで良い。
何よりそれが、本当に嬉しいということ。
確かに、毎日、子供達に幸せになって欲しい、幸せに生きて欲しい、ということを考えます。
でも、まず。
死なないでほしい、生きていてほしい。
それが、大前提です。
だから、学校に来て、みんなと同じことができなくても。
授業中お話ししてしまっていても。
学習内容がわからなくても。
それでいい!と教員だから言えるわけではないですが。
でも、今日も、元気に来てくれた、生きて会えたこと。
まず、それに感謝を。
それに喜びを。
そういう考え方を持って、行動できたら、どれだけ良いか、と。
最近の自分はどうか、自分をまた見直すことができました。
明日も、元気に。