無事教育実習も2日目が終了しました。
正直体がバッキバキです(笑)
前後左右から引っ張られ、もみくちゃな上に、すごく大きい学校というのもあり、実習生間で連絡を回すのも一苦労。。。痩せそう。
本日も子どもたちの素敵な成長を見ることができました。
私が実習をさせていただいているクラスでは、あまり一斉授業を行っているのを見たことがないように感じます。
説明するべき内容は教員が行い、あとは班での学び合い。子どもたちは班で学習を進めます。
こういった姿は昨日の実習から見られましたが、今日の授業では先生の声掛けが違っていました。
「自分だけが解けるからいいではない。みんなで100点を取る」という言葉掛け。
これを機に、子どもたちは動き出したように感じます。
まず、分かる児童が自分の班のメンバーに教えます。教わった児童はさらに隣の班員へ。その間、最初に分かった児童は、なんと他の班に移動して教えているのです。
また、一方的に教えるのではなく、他の班からも学び取っている。
とても素晴らしい姿だと感じました。
中には、まだ教えに行っていいのか悩む生徒がいたり、分からないことを隠してふざけてしまう児童もいましたが、こういった授業をずっと展開し続け、毎日の声掛けを大切にすることができれば、自然と児童たちは学び合うなと確かな実感がありました。
西川純教授のゼミで、『学び合い』を学び、実践したいと考えていますが、そういった視点で見ると、児童たちが行う「決められた班での班活動」がどうしても障害になっているように感じました。もっと垣根を越えて、自由に教え合うことができれば、より学び合いの幅が広がるなとも感じています。
ですが、少なくとも一日でも、児童の成長を目で見て感じ取れるため、教職の面白さがそこにあるように感じます。
不思議なもので、身体は本当に疲労していて、このブログを書いている今にも寝落ちしそうでもあるのに、子どもたちに会いたい、みんなの成長を感じたい、明日もまた実習が楽しみだという感情があります。
教員の方々は、こういった感覚で学校に行き、働いているのでしょうか。
しかし、こういった感覚が、自身の労働時間を伸ばしている原因にもなっているのではないかとも考えます。やりがいに拘束され、子どもたちのためといって自身の心身、家庭を削ってしまう…
子どもたちに会いたい、みんなが等しく幸せになってほしいと願う気持ちを持ちつつ、教員自身も幸せに、、、
どうやったらこれを実行できるでしょうか。
それはもうゼミで習っています。教育実習を通して、よりゼミで学び、研究していることの重要性、実用性が理解できるようになってきています。
明日はもっと児童たちの変化、教員の声掛けに注目して、どのように学級経営がなされているのか観察してきたいです。
それでは、さようなら、じゃんけんポン!